はい、11月中旬の高知県です。
がしかし、朝と晩は涼しいものの、まっ昼間の太陽の下では、まだ暖かいというか暑い。
クルマの中では、まだ冷房をかける。
お店のスタッフの男の子は、半袖で自転車通勤してくる。
ヘンな気候!!
しかし、高知は唐突に寒くなるようなところがあるので、油断できない。
ということで、今のうちに、「薪ストーブ掃除」をして寒さに備えることにしました。
薪ストーブは薪を焼くので、どうしてもストーブ内やエントツに「すす(煤)」が溜まります。
これがあまりに蓄積されてしまうと、そこから火事になりかねないというなかなか厄介なもの。
安心のためには、1年に1回の「すす払い」は欠かせません。
そもそも薪ストーブは「薪割り」「日々の薪ストーブ掃除」など手のかかるアイテムですが、中でももっとも大変、トップオブ大変、大変の中の大変、なのが、エントツ掃除。
ダントツでエントツです。
とごちゃごちゃ言ってても、薪割りにしてもエントツ掃除にしても、大変なところはオットの担当なんですけどね。
まずもって、我が家は2階建てなので、エントツの高さもそれなりです。
エントツの近くから落ちたら死ぬやつ。
ちなみに、昨年は業者さんに掃除をお願いしました。
費用は2万数千円だったかなぁ。
わたしとしては、
という感じ。
が、オットとしては、お金の問題ではない。
まぁまぁ高齢の業者さんがサラリとやっていることなら、自分でやってみるべし、というマジメ根性のほうが強く「オレがやらずに誰がやる!」(とは言ってないけど)という感じで、今年は自分でやることに。
ちなみに、エントツ掃除には専用の道具があります。
青い棒の先端にこの「ポンポン」みたいの
をつけてエントツに差し込み、徐々に青い棒をつないでいって長くして、エントツ全体を掃除する。
このポンポンが、こう見えてかなりの剛毛(?)というか、固さなので、通すだけでエントツのすすが払われるという仕組み。
Bailey Product社のBlue Rodsというシリーズ(Made in England)で、エントツ掃除界隈では、定評があるらしいですよ。
実際の作業を見るとこんな感じです。
オットはふだん林業をしているおかげで、安全帯とかロープとかを使い慣れているのでそれほど危なげなくやってのけましたが、見ている方としては
という感じ。
そもそも、オットとて、もともとは高所恐怖症とまでは言わないものの、高いところはあまり好きでないタイプ。
それが、林業だのエントツだのやっているうちに、
なんか高いところにだんだん慣れてきてしまった
らしいです。
覚悟が決まると、人間の可能性って広がるんですねぇ。
ちなみに、エントツの中の煤はこんな感じ。
けっこう溜まっています。
エントツの一部は取り外せるので、そうした部分は別途、取り外して掃除。
部品を元通りにして完了!
タイトルにも本文にも「大変大変」と書いたものの、実際にやってみると(やらせてみると?)、想像よりはスンナリできた、というのが正直な感想です。
もちろん、
- 十分な高さのある脚立
- エントツ掃除専用の道具
- 高所作業への慣れ
があるという前提ですが。
さて、これでとりあえず今年も安心して薪ストーブのお世話になれそうです。
しかし本当に手間のかかるヤツ!(笑)