読書

この1年で一番面白かった聴読「audible」のタイトル

Amazonの聴く読書、audible

この1年はほぼ毎日自宅からカフェまでクルマで通勤していたので、その道中、ずっと聴いていました。

往復で約40分あるので、けっこうな時間を費やしていたことになりますね。

そんなaudible、昨年は30冊くらい聴いていたのですが、わたし的に一番面白かったのは

起業の天才!―江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男

でした。うーん色気のないチョイス。

江副さんといえば、わたしが高校生のころに「リクルート事件」の被疑者としてあまりにも有名になった人。

正直なところ、「ずる賢い人」というイメージしかなかったのですが、この本を聴いて、イメージは一変。

ただ優秀なだけではなく、時代を何十年も先取りしていたその才能に改めて驚くとともに、実はあのリクルート事件自体、”国家の罠”だった可能性があったのかも?という、あまりにも大きな気づき。

もし本当にリクルート事件がある種の「作られた犯罪」で、そのために江副さんが50代前半でビジネスから退場させられたのだとしたら、日本は本当に貴重な才能を葬っってしまったことになります。
そのあたりから、「失われた30年」が始まるわけですから。

色々と考えさせられた本でした。
江副さんの人間くささが、いい。

さて、たいていのものが面白いaudibleで、珍しく途中脱落した本がありました。

プロジェクト・ヘイル・メアリー

Amazonで4.8という超・高評価のSF小説です。

もうのっけから「主人公が目覚めたら、宇宙船の中で拘束されていた」

SFがもともと苦手なわたしにとっては、違和感てんこ盛りの始まり方でしたw

SFが苦手ならはじめから読まなければいいんですが、たまにはあえていつもと違うジャンルを試そう、こんなに高評価だし、と思ってしまったんですよね。

もちろん、この本がハズレということはなく、単なる相性の問題です。

が、こういう試行錯誤が気軽にできるのもaudibleのいいところだと思います。

そして、今現在、オットとともにハマっているのが

怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ

もうタイトルのとおりです。
オットがボクシングを少しかじったことがあり、色々解説してくれるので、なかなかわかりやすい。井上尚弥はスゴイですね。
もっと、大谷サンみたいにたくさん報道すべきだと思う日本の宝。

audible(聴き放題)の月会費は1,500円、年払いで安くなるということもなく、シンプルにただ毎月1,500円を淡々と支払っています。

わたしにとっては最高にコスパがいいサブスクです。
最初は無料で試せるようなのでぜひ試してみてください。