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石窯でコーヒーを焙煎する道具
世の中にはそんなニッチなものがあるのです!
長野県のササキウッドワークさん制作のこちら。
以前こちらの記事で紹介させてもらいました~
で、上記記事に対する一般の人からのリアルな反響としては、
「石窯でコーヒーって、あれ・・・あの、すごいね」
・・・いまひとつイメージが湧きにくいみたい(笑)
購入した焙煎機が届きました!
ともあれ長野で佐々木さんに教えて頂いて、すっかり面白くなった私たちはさっそく焙煎機を導入。
受注生産(そりゃそうだよな・・・)ということだったのですが、意外に早く2週間くらいで届けてくださいました。
取り出すと・・・
来た~!焙煎機!
ところで、この焙煎機が改めて至近距離で見るとですね。
なんだか「道具」というより「オブジェ」のように綺麗で。
スキのない金属のつくりとか、
ウッディなハンドルとか、
石窯に入れるのがもったいないくらいです。暖炉の横とかに飾っておきたい。
早速焙煎してみました
暖炉はさておき、コーヒーを焙煎するための「薪」はすべて夫が山から伐りだしたものです。
石窯への火入れも夫の担当。ずいぶんうまくなったな~
その間に、わたしは生豆を洗います。
※ 2021年現在は、生豆を洗わない方法に変更しています。
焙煎する前の生豆は、焙煎後よりもずいぶんちっちゃくてかわいい。
香りも土の香りに近くて、いわゆるコーヒー豆とは全然印象が違いますね。
今日はグアテマラ・パプアニューギニア・ブラジルの3種を焙煎します。
ここから壊れていたり、色が悪かったりする豆を取り除いて・・・(これが結構たいへん)
焙煎機に洗った豆を投入。
あとはひたすら
回転あるのみ!
夫は暑そうですが、少し離れたわたしは、石窯の火にじんわり暖められてひとりでなごんでいます。
高速で回しております!
出来はどうでしょうか?
何度も焙煎していますが、完了までの時間はそのときによってまちまち。
変数(気温、湿度、火の大きさ、火からの距離、薪の状態・・・)が多いので、毎回同じ時間で終わるというわけにはいかないようです。このあたりは繰り返しやってつかんでいくしかないかもしれません。
とはいえ、ムラも少なく、
狙っていた中炒りくらいにちゃんとなっています。焙煎機もすごいですがオットもなかなか器用なんです。
ちなみに、意外ですが焙煎したばかりのコーヒーは、一番美味しい状態ではありません。
焙煎3日後以降くらいから飲むのがおススメ。
自画自賛で申し訳ありませんが、確かに3日後ぐらいからグイグイ美味しくなりました!
まとめ
もともとは
「自分たちで伐った木を何かに使いたいな」
「せっかくある石窯を活用したいな」
というところからはじまった、この石窯自家焙煎プロジェクト。
興味本位からだったんですが、ステキな道具との巡り合いのおかげで、びっくりするほど良いものができました。
またここから新たなチャレンジにつなげていけそうです。