こんにちは、ななみんです。
この2か月ほど、Amazonのサービス「Audible(オーディブル)」を使っています。
Audibleは、聴く本。まだあまりなじみがないサービスですが、これから使ってみようかな?どうしようかな?という人のために、感想をお伝えします。
ちなみにざっくり言うと、
- クルマ移動のときにやれることができた!
- 小説・ビジネス書のいずれも楽しい
- システムが使いやすい
と言うわけで、全般に満足度高いです。ちょっとクセになってるし・・・
ご参考までどうぞ。
CONTENTS
Audibleのシステム
Audibleは会員になると、まず30日間は無料で試すことができます。
Audibleのシステムをカンタンに紹介するとこんな感じです。
Audibleのシステム
- 月額1,500円の会費
- 毎月1つ付与される「コイン」で好きなボイスブックを1つを購入できる
- 会員なら追加料金なしで楽しめるコンテンツや、30%OFFでの単品購入も
- 会員なら購入したボイスブックを返品・交換可能
- いつでも退会できる
- 退会後も購入したボイスブックは利用できる
聴いてみて気に入らなければ、交換もできるっていうのが意外と良いポイントですよね。
※ 理論上は何度でも交換して「聴き放題」的に使うこともできますが、実際にはあまり悪質な交換や返品をすると、Audibleから叱られる(?)らしいです。
Audibleはこんな場面で使えた・使えなかった
Audibleが使えた場面
わたしの場合、圧倒的に「クルマ移動」のときに役立てています。
田舎の生活は、クルマでの移動が必須。うちの場合、「町」に出るのに、クルマで20分くらいかかります。
運転中はずっと、テレビの音を流していたんですけど、平日の昼間ってワイドショーしかやってないですよね。
Audibleのおかげで、その時間が「読書」ならぬ「聴書」に充てられるようになって、少しはわたしの生活の文化度が上がったかのように思います。
ちなみに、スマホにダウンロードして聴けるので、パケットの消費は心配いりません。
Audibleが使えなかった場面
なんといっても、お風呂っ!
ぼーっと聴き流すの良いかなと思ったんですが、そもそもお風呂にスマホを持ち込むのがなんだか心配。
それに、「からだを洗う」「髪を洗う」ってタイミングで、イチイチ止めたり、また始めたり、と、面倒なんですよね~
なんか落ち着かなかったですw
それから、料理のあいだ。
これもいいかも?と思ったのですが、料理中って色んな段取り考えたりしていて、耳から音が入って来ない!
それに、「ジュー(焼いてる)」とか「ゴー(換気扇)」とか「ウィーン(レンジ)」とか、料理中ってけっこうウルサイ!!
って感じでした。
お気に入りの場面があると、良いですね
口コミでよく見るのは「通勤の電車の中」(特に満員電車)とか、「筋トレやエアロバイクのあいだ」とかで使われるケース。
じぶんにハマる場面があれば、使う価値がグッと上がるのが、Audibleです。
わたしが実際に聴いているAudibleボイスブック
わたしがいま実際に聴いているのが、以下の2冊。
<小説> ハリー・ポッターシリーズ
何度も挫折して読めていなかったハリーポッター。
Audibleで選んだのは、朗読しているのが大好きな風間杜夫さんだから!
風間さん、さすが。1000の声色と言ったら大げさですが、たくさんの登場人物の声を使い分けて、ものすごく臨場感あふれるボイスブックに仕上げています。
聴く本、というより、聴く演劇ですね。これは。
Audibleの小説は、こんな楽しみ方があるんだなぁと驚いています。
<ビジネス書> 僕らが毎日やっている最強の読み方
池上彰氏x佐藤優氏の対談。
ビジネス書を聴いてみたくて、これを選んでみました。
★池上彰氏、佐藤優氏は毎日「何を」「どう」読んでいるのか?
★どうすれば、彼らのように「自分の力で世の中を読み解ける」のか?
★「新聞1紙5分」「月平均300冊の読書」はどうすれば可能か?
★「スマホ」「アイパッド」「新聞電子版」「dマガジン」はどう使いこなすか?
「新聞」「雑誌」「ネット」「書籍」をどう読めばいいのか?
そこから「知識と教養」をいっきに身につける秘訣とは?
なんて話を延々としている本です。
<聴いてみて>はじめて気づいたんですが、ビジネス書って意外にカンタンなことしか言ってない・・・しかも同じようなことを何度も言っている・・・
「意識の高いビジネスパーソン向け」とか言っているものの、実際は、かなり読者のレベルを幅広く想定しているんだなと感じました。
でも、本で読むとすーっと通り過ぎることも、何度も聴かされていると、わりと頭に残る気がするので、これはこれでアリです。
わたしのAudibleの使い方は、スキマ時間つぶし、ながら聴きがメイン。
となると、細切れでもとりあえず頭に入れば何かしらの情報になる、ビジネス書は向いているかもしれません。
Audibleのデメリット
追加購入が高価
交換可能とはいえ、基本は1カ月1,500円の会費で1コイン(=1冊)。
他に欲しいときは追加購入となります。
これが、高い。
たとえばこちら、Kindleなら540円のものが、Audibleだと3,100円です。
他の本も概してそんな感じですから、なかなかAudibleで追加購入って難しいと思います。
声による影響がある
小説、ビジネス書、エッセイなど、何を聴くかはもちろん自由なんですが、いずれにしろ「声の影響」はあるように感じます。
たとえばわたしは風間杜夫さんが好きだからハリーポッターを楽しく聴いていますが、人によっては
と思う人もいるかも。
また、池上さんと佐藤さんの対談にしても、声は当然ご本人ではないですから、慣れるまで少し違和感はある。
しかも二人とも同じ人が声をやっているので、わかりにくいw
とかね。
声による影響を受けたくないなら、落語とか
聴くのは読むより時間がかかる
たぶん、本で読めば2時間くらいで読めそうなものが、Audibleで聴くと8時間とかかかります・・・
Audibleは最高で3.5倍速までスピードアップして聴けますが、実際には3.5倍なんて何言ってるか全然わかりません。せいぜい1.5倍かな。
あくまで、「スキマ時間がムダにならなくて済んだ」っていう考え方をすべきですね。
ななみん’s VIEW ~Audibleは発展途上
ボイスブック化されている書籍もまだ少ないですし、月額1,500円という価格もまだこなれているとはいえない。
Audibleはまだ完成度が低いサービスだと思いますが、世の中が「音」や「画像」、「動画」による情報伝達に動いていることは確か。
これからの進化や変化を理解するために、今の未熟な段階も体感しておくのもいいかなとは思いつつ、使っています。
無料キャンペーンのあいだにもらった本は、退会しても聴き続けられますので、とりあえず1冊試してみてはいかがでしょうか。