国内旅行

【四国情報】夏に窯元めぐりしたら当然暑かった話@愛媛県・砥部町

こんにちは、ななみんです。

カフェ開業の準備を淡々と進める毎日。そろそろ、「うつわ」について考えたいところです。

今回は、うちから一番近い陶芸の里である、「砥部」にまで出かけてきました。

CONTENTS

四国の陶芸どころといえば、砥部焼

四国には焼き物の里がそもそもあまりないんですが、その中で有名なのが砥部

こんな絵付けが代表例。最近は讃岐うどんのお店でよく使われるらしいですね。

砥部焼 ラーメン鉢

砥部町まで、我が家からは3時間弱の行程です。

それにしても暑い(@_@;)。ここ最近、猛暑で35度近い日が続いています。

・・・でも貴重な梅雨のあいだの晴れ間です。最近天気が悪くてなかなか出かけられないし、いまだ!とばかりに出かけました。

観光センターと陶芸館で、砥部焼の全体像をつかむ

まずは中心にある、砥部焼観光センター 炎の里へ。

ここでは工場で作っている様子と、各窯元の作品を一気に見られます。

どの窯元でどんなものを作っているかをさっと眺め、全体像をつかむには最適の場所。

工場もあります。

コーヒーカップの数々。

基本は青色ベースなんですね。

砥部焼の原料は陶石。土じゃないんだ。

次は、砥部焼陶芸館

先ほどの炎の里からは、クルマで5分くらいでしょうか。やはり展示とお土産屋を兼ねたような施設です。

炎の里と、内容はあまり変わらないですね。ひとつにまとめてもいいのに、なんて思いながら改めて眺め歩きます。

気に入った、雲石窯。

東吉窯。

いろいろな窯のプレートです。カフェというより、家で食べる和食に使いたい。

砥部焼のうつわで食べられるランチ、カフェ・ジュタロウ

ひととおり堪能したら、炎の里の隣、カフェ・ジュタロウへ。食べログ3.5以上の人気店!

40分くらい待ちました・・・(待っている間、隣のセンターでぶらぶらしていられます)

ランチメニューはジュタロウランチのみ。

  • メイン
  • サラダ
  • 小鉢いくつか
  • そうめん
  • お味噌汁
  • ごはん
  • デザート
  • ドリンク

1500円です。(デザート・ドリンクなしで1200円もあり)

こんな風に、まとめてやってきます。ちょっとずついろんなものが楽しめるのは女子向きかな。食器もすべて砥部焼でいい感じです。

メインは2種類からえらべ、こちらは鶏とトウガンの煮込み。

ごはんは白いご飯か、ひじきご飯が選べました。

デザートに選んだ、旬の桃のタルト。このお店は「果物」がウリなんで、美味しかった!

けどプラス300円。(プリンや杏仁豆腐はプラス料金なし)

全体に食事はわりと美味しかったです。が、デザートもちゃんとしたケーキにすると1800円になり、ちょっと高いかなぁ・・・(辛口すみません)

ひとつだけ言いたいのは、コーヒーが美味しくなさすぎる。というか薄すぎる。

愛媛の人はアメリカン好きとかなのかなぁ。それにしても、もうちょっと改善されるといいなと思います。

ちなみにこのお店はフルーツのお店なので、パフェを食べている方がたくさんいました。

ランチというより、パフェやケーキを中心に、スイーツカフェとしてとらえたほうが満足度は高いかもしれません。

各窯を訪ねる

さてだいたいの窯元の感じを理解した上で、各窯に向かいます。

まずは雲石窯。ふつうの住宅のような感じです。

中にあったのは少量でした。お買い得品などもありますね。

次は博雲窯。ご夫婦でされているようです。

あまり砥部砥部していない感じが気に入りました。

窯元はわりと同じエリアに点在しているし、基本的にオープン。ふらふらと覗き込むことができます。

こちらは風山舎。

無人・・・丁寧なディスプレイです。気楽に見られるのはいいですよね。

フィリピン人の陶工(女性)さんがやっているという東窯は、お店がステキだった!

リゾートホテルみたい。

陶芸よりもインテリアに気を取られる。

基本的にはクルマ移動なんですが、各窯元の間はちょこちょこ歩きます。

このあたりでなんだかフラフラしてきて、暑さでダウン。本日終了!!

まとめ

砥部滞在は食事を含めて約4時間だったのですが、窯元から窯元へ、ちょっと歩いて移動・・・というだけでもびっくりするくらい体力を奪われました。

なぜかというと、窯元さんは「自然の気候」を大切にしているためか、それとも外からフラリと入りやすい雰囲気を保つためか、ドアが開放されていることが多いのです。

つまり空調が効いていないので、すごく暑い・・・

最初に紹介した「陶芸館」のような大規模施設は大丈夫なんですが、ひとつひとつ窯元を巡るのは、楽しいけど夏向きのアクティビティではなかった。

ところで、砥部焼は全体に「厚めで丈夫」なことが特徴となっています。実際手に取ってみたら、重みがわたしの好みとは違ったので、今回はカフェのうつわとしての購入は見送り。

でもお皿等は可愛いのでまた買いに行きたいですね。