ハワイ島のコーヒー農園めぐり。
わたしたちのおススメは小規模農園めぐりなのですが、大規模農園でも感じの良かったところがいくつかあったので、こちらも併せてご紹介します。
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GREEN WELL FARMS(グリーンウェルファームズ)
コナコーヒーの名前を世に知らしめたといわれる老舗ファームです。
1850年から続く歴史ある農園で、現在は4代目。大規模とはいえ、基本は家族経営のファームです。
約100エーカーということなので、小規模農園と比較すると、約10倍以上の規模となります。
ここでは無料ツアー参加がおすすめ。予約も不要なので気軽に参加しましょう。
(数は少ないけど日本語ツアーもあるみたいです)
コーヒーの樹の下からスタートするツアー。
このときのガイドさんはとてもグリーンウェルのコーヒーに誇りを持っているようで、とても好感が持てる方でした。
各国から参加者がいます。多くは米国(本土の)人らしい。
今は収穫前のシーズンなので、ほとんどの豆は緑色の状態。
グリーンウェルファームは自社農園のほか、コナの300以上の小さな農園からも豆を仕入れて加工しているそうです。
小規模な農園とくらべると、さすがに設備が大きい。
園内にはコーヒー以外にも様々な植物が植えられていて、散策気分。
ツアー終了後は、試飲。その種類もすごくたくさんあって楽しい!
なんとなくのんびりした雰囲気で、大規模だけれどアットホームで感じのいい農園です。
詳しい情報はこちらからどうぞ。
KONA JOE FARM (コナジョーファーム)
実はここは、ツアーに参加せず、ちらっと訪ねて試飲させてもらっただけです。
ファームもあまりじっくりとは見ていません。なのになぜオススメかというと、
場所は大通りに面し、わかりやすいです!
海を臨む高台。さえぎるものがなくてすごい。
自由に入れるテラス。カフェとしても使えるので、注文してのんびりするもよし。
眺めの良さは、今回訪れたファームの中で随一でした。
屋外のテラスも充実しているので、ゆったりコーヒーが飲めます。
試飲カップもおしゃれ・・・
試飲は種類もたくさんあって楽しめます。
もちろん興味があれば、15ドルの有料ツアーに参加してもいいと思います。
15ドルで、「ツアーのほか、カフェでコーヒー1杯とマグカッププレゼント」なので、考えようによってはお得かも。
ただ、わたしたちはコーヒー豆をたくさん買っていて荷物が多く・・・
のでツアーに参加せず。
ちゃんと訪ねてないにも関わらず、色んな意味で印象に残る不思議な農園でした(笑)
詳しい情報はこちらからどうぞ。
UCCハワイコナコーヒー直営農園
おそらく日本人が一番多く行っている、行きやすい、情報の多い農園がここです。
総面積は約35エーカー。横ではなく、縦に長い農園です。
このずーーっと下まで農園。
わたしたちには、日本語の上手い米国人スタッフが案内してくれました。
UCCのコーヒーの木は古いものは少なく、30年生くらいのものが多いそう。
コーヒーについてのひととおりの説明の後・・・
焙煎体験をしてみました!
まずは生豆(グリーンビーンズ)を機械に入れます。
この、かなりアナログな機械を使います。
機械は自動で回るので、疲れることはありません。
焙煎度合いはお好みで。
焙煎が始まったら、ときどき豆の色を見ながら・・・
好みの焙煎度合いに仕上げたら、扇風機の上で冷まします。
こんな扇風機(サーキュレーター)を上向きにして豆を冷やしています。賢い!
アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音 固定 ~8畳 ホワイト PCF-HD15N-W
写真入りパッケージに入れてくれます。
要らんかったけど・・・新婚さんとかには良いかも?
(UCCハワイHPよりお借りしました)
ツアーは無料ですが、焙煎体験はひとり45ドル(お持ち帰りの豆が200gつきます)。
ちょっと興味があったのでやってみましたが、けっこうお高いので、オススメとまでは言いません。
もちろん焙煎体験をしなくても、無料ツアー&試飲で十分楽しめます。
詳しい情報はこちらからどうぞ。
UCCさんは「観光農園」。
”生産者を訪ねる”という趣きはありませんが、その分、気楽に訪問できるし、何と言っても日本語OKで説明もわかりやすいというメリットがあります。
キオスク(受付&試飲スペース)は解放感もあって景色も良いので、時間のないときにとりあえずコーヒー農園行っておきたい!というような人にはおすすめできます。
ななみん’s View
大規模、小規模、両方の農園を訪ねてみて比較対象ができると、より理解が深まります。
コーヒー農園は小さいエリアにかなりまとまっているので、ぜひコナエリアに立ち寄ったら訪ねてみてください!