田舎ライフ

移住に必要な貯金っていくら?改めて考えてみました

こんにちは、nanami*です。

地方移住に必要な貯金額とは?

っていう話題はけっこうよく見まして、わたしもちょいちょい訊かれます。

結論からいうと、「〇円あれば移住できる」って、誰にでも当てはまる額はありません。

  • Uターンで田舎に実家がある
  • すぐ定収入のある仕事が決まっている

こんな人は貯金ゼロで、明日にでも移住できますよね。

一方で、移住地で「生活も仕事もまったくのゼロモード」から始めるという場合。

わたしたちもそんな感じのひとたちでした。

まぁそれそもそも無謀だろ、って話はあるのですが、その場合はどれくらい必要か考えてみたいと思います。

CONTENTS

絶対必要な「引っ越し代」と「クルマ購入費」

引っ越しは「相見積り」が重要

当たり前だけどとりあえず

  • 引っ越し代

がないと引っ越しできないのでそれは必須。

うちの場合は東京から高知で約30万円。4月中旬というまぁまぁの繁忙期のわりには安かったですね。

まだ、今のような引っ越し費用の高騰が起きる前でした。

引っ越しは相見積りが絶対重要です。少なくとも3社は比較して決めてください。

うちの場合は、4社から見積もりして、「100万円」「70万円」「50万円」「30万円」と差が出ました!

安く済ませるなら「中古の軽自動車」一択

そして

  • クルマの購入代

も、田舎へ移住するならほぼ必須ですね。

中古でも全然OK。抑えれば50万以下で済みます。

うちは乗用車は新車で(200万円弱)、軽トラックは中古で(約30万円)で購入。

敷金・礼金を払わない方法

田舎の場合は、不動産屋を通さない「個人間貸借」のほうがむしろ一般的です。

この場合、敷金・礼金はなく、いきなりその月の家賃から始まるので、とってもお得。

ただ、まったく知らない土地に行くときは、事前に何度か通ってツテを作るなどしないと、個人間の貸借は難しいと思います。

家の修繕・補修費

田舎の借家は借り手が補修しないと住めない(その分家賃が安かったりするのですが)物件も多いのです。

これも千差万別なんですが、50万円くらいは見ておいたほうがいいかもしれません(いっぺんに、というわけではなく、徐々に住みながら補修というやり方もあります)。

2年間の生活費

うちのように、フリーランスで何か始めたい。というときは、2年間くらいはあまり生活を心配せずやりたいことに没頭できるだけの資金があったほうがいいと思います。

移住2年目までは怒涛のごとく過ぎていきます。

移住して丸2年。忍耐の1年目、激動の2年目でした。めでたく移住3年目に突入! この4月で、移住して満2年。つまり、3年目に入ります。正確には4月16日から。 移住して最初のころは、 ...

やっとひとここちつくのが3年目。

ぜいたくしなければ、家族で15万円くらいが1カ月の生活費目安ではないでしょうか。

その他の初期投資

さて、その林業。これは初期投資がわりとかかる!

軽トラックとチェーンソーと林業道具、安全装備くらいですが、なんやかんや100万円くらいは必要でした。

国や県からの補助などもあるので全部自己負担ではないのですが、「初めは自分で立て替え」というものが結構多いのですよね。

まぁただこれは一例。お店を開業する人とかであれば、借入金とかが必要なこともあるでしょう。

ほんとうは、手持ちのパソコンひとつで初期投資ゼロっていうのが理想かな~

まとめ

結論でいうと、移住に「あったらいいな」という貯金額は

引っ越し費用+車を買う費用+2年分の生活費+やりたいことの初期投資

といったところ。

でもハードモードの人なら、数万円でもオッケー(実際、そんな感じのひとがけっこういます)。

あとは生活コストのほうを下げるのも重要。

1万円節約するのと、1万円稼ぐのとは同じことですから!前者のほうがずっとラク。

さらに身軽であることも重要。

荷物が少なければ引っ越しも安く済むし、広い家に住まなくて済むし、新しいものを増やそうとも思わなくなるし、

まだまだわたしは持ち物が多すぎです。減らしていこう。