移住のリアル

「田舎は生活費が安い」は事実?実際の生活費を公開して徹底検証

こんにちは、ななみんです。

田舎の生活費って、

「家賃が安いし、野菜ももらえるから安い」

とよく言いますよね。でも

「クルマが必須だし、なんでも定価で、結局お金かかる・・・」

という人もあり。

いったいどっちなんだ!!

と、わたしも移住前は「?」がいっぱいでした。

そんなわたしも、まもなく高知の田舎に住んで3年。
ようやく、田舎の生活費の実態がわかってきました。

その実体験をもとに「田舎の生活費のリアル」を検証してみますね。

この記事は、

  • 田舎の生活費ってほんとうに安いの?
  • 何が高くて、何が安いの?
  • 自分はいくらあれば田舎で暮らせる?

という疑問を持っている方に向けて書いています。

我が家の生活費の実態

我が家は40代夫婦のみという構成でだいたいこんな感じです。ポイントだけ赤くしました。

東京 高知 ポイント
家賃 14万円 2万5千円 劇的に下がりました
食費 5万円 3万円 食材が安く、外食も減った
雑費 1万円 1万円 変化なし
交際費 3万円 2万円 飲み会が減りました
光熱費 1万2千円 2万円 倍増!!
通信費(1) 7千円 7千円 スマホ2台とiPad mini
通信費(2) 3千円 6千円 家庭用wifi
自動車費 1万円 4万円 東京はカーシェア、高知では普通車と軽トラの2台
レジャー費 3万円 1.5万円
合計 29.2万円 17.3万円

ただしこれはあくまで「ミニマムコスト」です。特別な贅沢も節約もしていません。

何もなければ確かにこの金額ですが、「何もない月」ってないんですよねぇ・・・

友達がやってきて一緒に遊んだり、家電が壊れたり、体調を崩したり、冠婚葬祭があったり。

なんだかんだで、年間での予備費は30万円と見ています。
よって、高知の田舎での年間生活費は、ざっくり240万円というところ。

国民健康保険、国民年金は別に考えています。

なので、夫婦2人で月に20万円稼げれば、まぁOKという感じなので、かなりゆるく生きることができます。
それ以上に稼いだ分で、旅に出ると言った感じでしょうか。

田舎の生活費のポイント ①「家賃」

東京と高知、最大の違いは言わずもがな家賃
うちの場合、高知のほぼ6か月分=東京時代の1か月分になってます。

どんな家かはこちらをご参照ください。

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周囲で賃貸住まいに聞いてみると、家賃1万円~2万円くらいが多数派なので、うちの2万5千円は特別安いわけでもないんですよね。

中には、

「人が住まないと家が傷むけん、住んでくれりゃええ」

と言われて、タダで住まわせてもらっている人すらいるくらいです。

といっても、家は本当に家族の価値観や想いがもっともこめられるところなので、安けりゃいいってものでもありません。

ただ、人によっては人生で最大のコストが抑えられて、生き方そのものにまで大きな影響を与える可能性があるのが、田舎の家の存在です。

田舎の生活費のポイント ②「クルマ」

我が家のクルマは2台持ち。
1台は仕事に使う軽トラック、もう1台は普通乗用車。

購入費用は別にしても、

  • ガソリン代
  • 保険料
  • 車検
  • メンテナンス(オイル交換、タイヤ交換等)

を月にならすと、2台で40,000円くらいはかかる計算。

ただ、「駐車場代」はゼロ!田舎ならではですね。
うちの家賃は都会の駐車場代より安いもんなぁ・・・

仕事であまりクルマを使わない人、また、すべて軽自動車であったりすると、もう少し安く抑えられますね。

ただ安くしようとして、メンテナンスを怠ったり、激安のタイヤをつけたり、ということはしないようにしています。なんといっても命を運ぶものなので、そこはあまりケチりすぎないように気をつけているところ。

田舎の生活費のポイント ③「光熱費」

意外なポイントは光熱費なんですよね!
移住してからのほうが高くなった・・・

  • 一軒家になった→広くなってエアコン2台必要
  • 古民家になった→暖房・冷房効率が悪い

ということに加え、

  • フリーランスになった→在宅時間が長い

という落とし穴も!
田舎に住むとライフスタイルも併せて変わる人も多いと思うので、このあたりも多めに見ておいたほうがいいかもしれません。

真夏や真冬は、二人しかいないのにエアコン2台稼働。さらに夏は扇風機、冬は灯油ファンヒーターまで取り出す始末。

そりゃおカネかかりますよねー。

プロパンガスは高いの?

光熱費といえば、移住前に「ものすごく高い」というイメージがあってビビってたプロパンガス。

こんなの見たら、引きますよね。

ただ、現実は、こちらで借りているおうちのお風呂が「灯油ボイラー」でガスを使わないためか、東京とほとんど変わらず月々4千円くらいに収まってます。これ心底ホッとしました。

灯油代はかかるのですが、灯油のほうが熱効率は良いようです。

田舎の生活費のポイント ④「インフラ」

もはや生活に欠かせない、スマホやインターネットにかかわる通信費。
高知のほうがお金がかかって残念です。

以前は家のインターネットはwimaxで3,000円程度で契約できていたんですが、こちらではwimaxがエリア対象範囲外。

インターネットのために、地元のケーブルテレビを契約しないとなりません。そもそもそれがないと地デジも見られないという環境なんです。(ちょっと意味がわからない)

ともかくテレビ代とインターネット代に月に6千円程度払っています。

ただ高いだけあって、山の中なのにすんごい爆速で、まぁ仕事をするのにストレスがないのでOKとします。

ただし格安SIMのみおふぉんでスマホ2台とiPad mini1台を契約して、通話料も含めて7000円くらいというのは東京も高知も同じです。
住むところに関わらず、格安SIMに変えるのはもはや常識と言っていいのかも。

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田舎の生活費のウソ「田舎はおカネを遣うところがない」

田舎の生活費でもっとも注意すべきところは、

「田舎はおカネ遣うところないから、おカネがかからない」

というコメント。

これ、100%ウソです!!!

日本の田舎は、個人経営店ばかり。なので品質にこだわった魅力的なお店があふれています。
あふれて、といっても点在しているんですが、クルマ社会なので「カレー食べに片道1時間ドライブ」とかけっこう当たり前。

日帰り温泉、美味しい居酒屋、イベント、つまりいくらでも使うところはあります

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さらに家が広いのでモノを置く場所を気にする必要もないし、インターネットがあればいくらでもモノは買えてしまう。

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いくらあれば暮らせるのか?

結論からいうと、基本的には夫婦2人で15万円~20万円あれば暮らせそうです。
ただ、これはあくまで機械的に考えてみた話。

3年間を過ごしてみて、改めて思ったのは、

いくらあれば暮らせるか、というより、何がなければ暮らせないのか、に焦点をあてたほうがよい

ということ。
金額だけで考えると、結局「あればあるほど良いよね」ってことになってしまいます。

たとえば、四万十市には「趣味のサーフィンさえできればあとは何もいらない」みたいな移住者の人がたくさんいて、サーフィン以外にはおカネをあまり遣わないんですよね。

だから生活コストも下がる。稼ぐべきおカネも少なくて済む。そして波に乗る時間が増える。という好循環のように見えます。

そもそも田舎に移住する、ということはこんな風に何か目的や想いがあるはず。

わたしについて言えば、田舎に来た理由は「時間の自由」を確保するため、そして自然の中でのんびり暮らすため。

わたしの場合「毎日会社に行く」ということからの解放が最優先なので、それによって収入が減るのは仕方ないから、その範囲の収入でなんとかやってやろうという流れになってきます。

本来おカネって、何かをするために必要なもの。
なのに「月に〇〇万円ないと暮らせないわ~」という入り方をしてしまうと、その瞬間におカネと自分の地位が逆転して、自分がおカネの従僕になります。

人生にとって最優先のものはなにか。
それを確保し続けるために必要な最低限の生活費はどれくらいか。

考える順番はけっこう重要だと思っています。

ななみん’sView

総じていうと、

収入をコントロールしやすいのは都会、支出をコントロールしやすいのは田舎

かなと。

都会だといくらでも働き口があるし、足りない時は短期のバイトなんかもカンタンに見つかる。収入を自分で決めやすいのです。

一方、田舎にいれば、安くしようと思えば家賃の例のようにいろんなことを安くできます。そして実際に安く暮らしている人も多いので、ムダな見栄を張る必要もないというのが大きいですよね。支出を抑えやすい構造にはなっていると感じています。

田舎に来て、シフトダウンした生活を送るのもとても気持ちの良いものです。
誰にでもオススメというわけではないのですが、選択肢のひとつとして頭の片隅に置いておいて頂ければと思っています。

に田舎は生活費が安いというのは間違