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移住5周年を迎えました
こんにちは、ななみです。
先日、移住丸5周年を迎えました!
振り返ってみると、やっぱり1年目が色んな意味でいちばん大変でしたが、どの年もやっぱり感慨深いですね。
そこで
というナイスな提案を持ち掛けたのですが
と言いながら寝て最終的にスルーされたので、今日もひとりでつぶやきます。
改めてネットの重要性を思う
今日、こんなツイートを見かけました。
ネット回線。 光回線のカバー率は90%台で、ADSLしか使えないところも多い。記事にあるように地方CATV使えるところもあるので事前に調べるの大事です。/地方に移住するなら絶対最初に確認すべきたった一つのこと https://t.co/KOKPeicLGS pic.twitter.com/EOyb4iWlim
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) April 19, 2021
佐々木さんのツイートの元ネタになっているブログはこちら。
ブログの作者のsakaharaさんは、東京から島根へ移住、さらに県内で松江市(人口20万人)→奥出雲町(人口1万人)へと2段階移住された経験の持ち主。
人口20万人の山陰最大の中心都市から、1万人程度の町への移住です。 山間部の四方を山に囲まれた地域ですが、今のところ自然とともに平穏に暮らせています。
そんな自分でも移住するなら絶対に押さえておきたいことが一つあります。 安定したインターネット環境です。
だそう。
自然とともに穏やかに暮らしていても、やっぱり移住に際してネット環境は超・超重要です。
これに完全に同意します。
sakaharaさんは「アプリ開発」がお仕事のようなのでなおさらでしょうが、特にIT関係の仕事をしていないわたしも、移住5年目にして、ネットの重要性をかみしめているところ。
都会人の「心の準備」はあてにならない
移住にはネット環境が重要。
そう聞くと、
と言うでしょう。
わたしも、そう思っていました。
ただ、思ってはいたものの、実際に移住に際しては
くらいのゆるい心の準備だったんですよね。
この”いざとなればアレでいい”みたいな、自分は選ぶ立場だと思うこの感じ!
これって選択肢にあふれていることに慣れている、都会人の感覚ですよね。
今思えば、甘いな。
移住してみたら、わたしたちの住む場所は「フレッツ光はおろか、WiMAXなどあらゆるwifiの対象エリア外」であることがわかり、いざとなってもアレもコレもダメということがアッサリと判明します。
田舎は秒速で「いざ」がやってくる。
なぜ、移住にネット環境が重要なのか
さて、そもそもですが、なぜ移住にネット環境が重要なのか。
まず、地方に住むと、色んなものが手に入りにくくなります。
わたしの住む四万十市は、日常生活に必要なものはなんでも揃います。
が、逆に言うと、なくても死なないものはあまりない。
なくても死なない↓
なくても死なない↓
なくても死なない↓
その他、こだわりのアパレルやら、おしゃれ雑貨やら、ちょっと珍しいスパイスやら、東京なら会社帰りにいくらでも買えるものが、ありません。
それでも、欲しいなと思えばネットで買うしかないのです。
さらにこれはわたしたちの特殊な事情ですが、カフェを開くにあたり、あらゆる必要な資材やコーヒーの生豆、スイーツの材料など、すべてがネット頼り。
ネットなしでは、カフェはそもそも開けなかったと思います。
物質面だけではありません。
移住後のなんとも言えない孤独感や心細さ。
そうしたことも、SNSでいつも通りの友人の様子を読んでいたらなんとなく和むし、メッセージもすぐにやりとりできる。これでまた元気になれるということは多々あると思います。
最近はSNSの発信も動画が増えていますし、遠方からZoom飲み会やろうよ!なんて声を掛けられることも。
そういうときに「いやー、ネット回線遅くて・・・」と、見られない、参加できない状況が続くと、メンタルやられますよね。ストレスMAXになりそう。
速度が速くてパケット制限のないレベルの光回線は、田舎だからこそ、必須。
さらに娯楽。
映画館がなくても、Amazonプライムで観ることができるし、本すら家の中で電子書籍を買うことができる。
ネット上には、一生困らないくらいの娯楽があると言っていいでしょう。
(それでいいかどうかはさておき)
そして副業。わたしはウェブライターの仕事を時々請け負っていますが、これもウェブ上でのデスクリサーチが基盤になりますので、スムーズなネット環境あってこそ可能になります。スマホでは無理なんですよね。
つまり、仕事・生活・コミュニケーション・娯楽など、あらゆる分野で、田舎が都会より不足しがちな部分を補える可能性があるのは、インターネットです。
逆にインターネットのない時代に移住していた人々を、心底尊敬する・・・
我が家のインターネット環境
さて、色んなインターネットのエリア外である我が家。
引っ越してきた当初、地元の人にインターネットどうしてんですか?と訊いたら
「ケーブルテレビに加入すれば、インターネットの光回線も使える」
と言われたのです。
別にケーブルテレビは必要ないけど?と思ったのですが、光回線と抱き合わせ販売みたいなものなので仕方ありません。
そもそも、「ケーブルテレビに接続しないと地上波テレビも見られない」というほど不便なエリアなんです。
でもこれ、付近には逆に「地上波テレビは普通に見られるが、ネットはADSLのみ」なんて地域もあり、中途半端に便利だと、それも面倒そう。
不便すぎて、逆に高速の光回線が使えているというナゾの逆転が起こっています。
我が家の利用している四国限定のインターネット「ピカラ」。
「最大1Gbpsの超高速・大容量」という謳い文句で、それがどれくらいすごいのかよくわからないのですが、ともあれ全くストレスを感じない環境です。
戸建ての我が家の利用料金は、1カ月4,620円(税込)。
ピカラがなかったら本当にヤバかったので、かなり感謝しています!!
まとめ
田舎に行ってまでインターネットに縛られたくねーよ、て話もあると思いますし、デジタル環境にこだわらない、そういうライフスタイルもいいと思います。
今日の話は、あくまでわたしのような「ヤワい都会人」が滑らかに移住生活を送るための話。
もし自分も「ヤワい系」と思うなら、あまり無理をしてストイックな暮らしをする必要もないと思います。
インフラは「努力でなんとかできる」というものでもないですし。
ネット環境については、学校や病院などに並ぶ、最重要項目として移住前に念入りに調べることをお勧めします。