想う

40代・独身・女性が地方に移住するってアリですか?

Kさんから頂いたお便り

今日は、ブログを読んでくださっているKさんという女性のかたからのご質問に答える形で書きます。
お便りから察するに、とても真面目で賢い女性という感じです。
一部だけ掲載させてもらいます。
私は同世代で、少しだけ後輩の独身女性です。大学卒業以来、会社員を続けて今に至ります。
(中略)
昨年からは「このへんで今の生活にいったん区切りをつけないと自分が大変なことになる」という思いが強くなってきました(抽象的ですみません)。
(中略)
前置きが長くなり申し訳ありません。
そんな私がお聞きしたいことは下記2点です。

・40代独身女性の地方移住の状況、現実についてのお考え
・もし独身だったら、今のような40代での脱サラや高知への移住をしていたか?

今後の投稿で少しでも触れていただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

40代独身女性の地方移住の状況、現実

というわけで、ずばり、頂いた命題を考えてみたいと思います。
まず独身移住の概況。わたしの肌感覚ですが、「独身」の移住者は男性より女性が目立ちます
女性はひとりでポンって飛び込んでくる人、多いんですよ!年齢は20-30代が多いですね。
じゃそこに「40代」って条件が加わるとどんな現実が待っているか?
これが、意外とマイルドです。
日本も全国的に21世紀。単に「40代独身女性」だからといって、偏見を持たれるような時代でもないです。まぁ個人的にヘンな偏見を持つ人は、都会でもいますよね。
そもそも、田舎こそ割と年齢がいっていて独身の人も結構います。
なんせ人口が少ないので、たまたまご縁がないってこともあるんですよね。すごい素敵な人が独身だったりします。
バツイチだって珍しくありません。
なので田舎のひとは、意外にもそういう「人間ドラマ」に結構慣れていらっしゃいます。
40代独身女性?、ふーん、って感じじゃないかな。
ところで、こちらで出会う独身女性移住者は出身も経歴もさまざま。
こちらでは、ヨガや洋裁を教えたり、料理の腕で稼ぎを得られたり、そうでなければしっかり地域おこし協力隊や役場の臨時職員などに、働く場を確保していますね。
共通しているのは、みんな良い意味で自分に自信がある感じ。
移住で重要なのは「年齢・婚姻状況・性別」等の属性ではなく、「何をしたい人なのか」「何ができる人なのか」「人柄が良いのか」という資質です。

わたしが40代で田舎に移住したワケ

わたしが独身なら移住していたか?
これ、わたし自身も時々考える(自問する)内容です!鋭いご質問!
お答えは「わたしが独身だったら、いきなり四万十市への脱サラ移住はしてません。」ですね。
わたしが40代で田舎に移住したワケは、やはり「夫婦間の話し合い」によるところが大きいです。
まず四万十という場所は、夫の希望(林業にチャレンジできるところ)があって初めて来たところだったので、独身であれば思いもつかない場所でした。
加えて脱サラできたのは「夫婦で渡れば怖くない」みたいな勢いもあったと思います。
では独身だったらどうしていたか?
そのまま会社員を続けていたか、移住するとしても海外だったんじゃないかなぁ・・・
40代・独身・女性の移住というと、千葉敦子さんというジャーナリストのことを思い出します。
彼女は、それに加えて「ガン患者」だったのです。
それを思うと、どんな状況でも「できない」という言い訳はないような気がしています。

人生に、休業という選択肢があっていい

ただですね。いきなりぶん投げますが、人生リセットするのに、いったんなにもしないで「休業」「離職」でもいいと思っていて。
こういうのも「許されるのは20代まで」みたいな空気がありますが、そんなことない。
いくつになろうとも、時には職を離れ、遊ぶなり、学ぶなりする。
そういう”航海から陸に戻ってコンパスを得る”という時間が、歳をとるほど実は必要だと思っています。
なぜなら、会社に十数年もいると、価値観も視野もガチガチに固まっている可能性が高いからです。
そんな状態で、次の一手を正確に指せるでしょうか。
本当に何かを変えたい、変わりたいのなら、まず自分を解凍する時間が必要。
キャリアの空白があると、転職に不利!もとに戻れない!みたいなことを言われますが、実際には人間の能力は数か月や1年程度空いたってそんなに落ちませんし、スキルさえあれば、再雇用されるのも難しくないと思います。
たとえばKさんの場合も、可能であればそういった選択を考えられても良いような気がしました。

 

ななみん’s View

40代・独身・女性でも、移住は平気ですよ~と言われても、そうそう信じられないのが現実だと思います。
なので、地域の移住推進イベント・ツアーなどを利用して、なるべく「本当に移住した40代独身女性」にどんどん会って、イメージを深めていくことをおすすめします。
そういう女性は、アクが強いかと思いきや、ふところが広くて優しい人が多い!
百聞は一見に如かず、です。