古民家リノベ

好事魔多し、マイホームブルー。

こんにちは、ななみです。

絶賛マイホーム建築中(正しくは、リフォーム中)ですが、時々、はっきりした理由もなくションボリ落ち込むことがあります。

いわゆる、マイホームブルーというやつでしょうか。

わたしに限らず、マイホームを作ろうとしている人には多かれ少なかれあるようで、ネット上ではそんな”どんよりした”話があふれています。

「はっきりした理由もなく」と言いつつやっぱりマイホームブルーの理由はあるわけで、ざっくりまとめると

  • 業者とモメている系
  • 家族とモメている系
  • 自分とモメている系
  • 単なる疲れ

のどれかにだいたい分類できるような気がします。

業者(ハウスメーカーや工務店の担当者や各種の職人など)さんとは相性もあり、自分も相手も悪くなくても、モメることはあると思います。

「施主(お客さん)」としてエラそうにするつもりはないんですけどね。
”一生に1度あるかないか”の買い物となると、ふだん静かな人でさえも、妙に気負いとか迫力とか出しがちになるんじゃないでしょうか。

しかし我が家では、今のところ業者さんとは基本的にスムーズにやらせてもらっています。

業者さんより面倒といえば、家族。

妻と夫の意見が合わないのは当たり前で、さらに「子ども」はたまた「親」などが関わってくると、もうカオス・・・

これまた、我が家の場合は、利害関係者がオットとわたしの2人だけなので、モメたところでタカが知れております。

意外と面倒なのが、「自分とモメる」こと。

自分で納得して決めたはずなのに、「この土地で良かったか」「この仕様で良かったか」「ローンは払えるのか」など、あとから悶々とする事項がてんこ盛り。

わたしにも、こういう点は多々あります。

同じモメるにしても、相手(業者や家族)がいるほうが、まだ落としどころがつけやすくて良いのかもしれません。自分とモメだすとエンドレスなので・・・

この、自分とモメるタイプのマイホームブルーの解決策なんですが、わたし的に思うのは、「乗り切る」というより、「やり過ごす」ほうが良いような気がします。

”乗り切る”というと「正面から対峙して勝つ!」という感じになりますが、自分相手にそれも、より疲れそう。

迷ったら、「これでいいのだ!」と言う!!受け流す!!

そうしないと先に進まないし、先に進みさえすれば、また違う景色が見えてくる可能性だってあります。

最後に、「単なる疲れ」がマイホームブルーの理由、ということも結構あるあるです。

家を作る、またはリフォームする、っていうのは、打ち合わせ(下調べ)→選択→決定、の繰り返しなんですよ。

屋根どうする、断熱材どうする、窓どうする、壁は何塗る、床は何貼る、キッチン、風呂、トイレ、うぉぉぉ

しかも、選択肢がそれぞれに、わりと無数にあったりもして。

人間にとって、「選択をする」って言うのは、かなりストレスなんですよね。
選ぶのが楽しいというのももちろんあるんですが、あまりに毎日何かを決めろと言われると、

ななみ
ななみ
(目を閉じて)上から2番目で

とうっかり言いそうになります。(で、実際にそう言うと、また後悔してブルーになる絶対)

ホント、どんな楽しいはずのことにも、メリット・デメリットがあるものです。

マイホーム以外にも、「マリッジブルー」とか「マタニティブルー」とか、人生のおめでたい節目には必ず”ブルー”が付き物ですよね。

だけど、逆に「マリッジハイ」「マタニティハイ」もある、という不思議な現象。

好事魔多し、良いことには色々大変なことも付き物だと・・・やっぱり諺って正しいなぁ。

ともあれ、世界がこんな混沌とした状況の中で、自分の周辺のことだけでブルーになったりハイになったりできるのは、感謝すべきノンキなことですね。

頑張って進めて参りたいと思います。