古民家リノベ

<<田舎でリノベ>>15.「全館暖房」に憧れて試みた結果→シーリングファンの力を思い知る

冬になると、よくありますよね。

「暖房のある部屋は暖かいけど、一歩出ると家の中でも死ぬほど寒い」

という話。

といっても、今どきの新築の家なら、「一歩部屋を出ると死ぬほど寒い」こともないのかもしれませんが、そこは、古民家リフォームの我が家。

やっぱりちょっと心配だったのです。

そこで、メインとなる居住エリアの2階を、なんとか薪ストーブを1台で全部暖めたい!と思いいたりました。

2階は階段を上がったところでざっくり言うとこんな感じになっているのですが、

一般的には、この「部屋」たちにはそれぞれエアコンを設置して温度管理をしますが、そこをエイっと、天井をつなげました。

薪ストーブで暖まった部屋Aの空気を、シーリングファンによって、部屋BとCまで送ってしまえ~!と。

美術の成績が万年「3」、わたしが描く図は↓が限界なのですが、わかりますでしょうか。

(2階部分を横からみた図)

部屋Aのシーリングファン。

部屋BとCの間のシーリングファン。

ななみ
ななみ
とは言いつつ、そんな都合よくいかんだろうな~

と、正直あまり期待していなかったのですが、これが、意外とうまくいってちょっと驚き。

薪ストーブのない部屋B、部屋Cは、「ぽかぽか」とまでは言わないものの、部屋Aと比べてさほど違和感がないほどの暖かさです。

これは薪ストーブの力はもちろんですが、シーリングファンっていうものが、思ったより機能が高いんですね。

使ってみるまでは

ななみ
ななみ
(くるくる回って働いている雰囲気出してるだけでは?)

ななみ
ななみ
(見た目が良ければいいと思ってるな?)

となぜかわたしの中だけで妙に前評判の低かったシーリングファン。
実際は、わたしよりよく働く。すみません。

ちなみに、部屋Aのファンがこちら。

オーデリック製で、今、かなり人気のあるタイプなのでインスタとかでもちょいちょい見かけます。6枚羽だから強力で良いよ、と棟梁に言われてそのまま採用したのですが、確かにそうかも。見た目もクールです。

部屋BとCの間にも同じものを設置しようとしたら、ちょっと屋根の形の関係で配置できなかったので、同じオーデリックで、やや小さめのこちら。
こっちは可愛い感じ。

唯一、「密室」となっているトイレのみ暖房が届きませんが、そもそも窓も小さいし壁に覆われているので、それほど温度が下がりません。

そんな風にして、まれにある「劇的に寒くなる日」もやり過ごしています。

ちなみにこれは冷房でもわりと同じ効果があります。

まぁ天井をつなぐというのはあまりやらないでしょうが、特に天井が高めの家では、シーリングファンはあると良いのかもしれませんね。