こんにちは、ななみです。
今年は年末年始に東京に帰省していたので、元旦からシネコン(映画館)に行っていました!
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<プロローグ>元旦のシネコンは大盛況
2020年1月1日、観たのは、オットが大好きな「寅さん」の最新作。
元旦からシネコンは大混雑で、
「みんな寅さん好きなのね~」
と思って感心していたのですが、よーく見ると、なんだか様子が変。
ロビーには、子供や若いカップルがたくさんいたのに、寅さんのシアターに入ったら、大半はまもなく年金もらえそうな方々ばかりです。
あの若い人らは、どこ行ったの???
と思って終わってからロビーに再び出てようやく気付きました。
若者が流れている方向が違う。
こっちか!
シミジミとした感慨にふける「寅さん派」に比べ、「スター・ウォーズ派」は目がきらきらして明らかにワクワクが溢れている感じ。
その様子を見たオットが、
「そうだ、スター・ウォーズも、映画館で観たいなァ」
とつぶやきました。
スター・ウォーズと無縁な人生
しかし、そのときのわたしには、オットの言葉がまだイマイチ響かない感じ。
なぜなら、わたしは生まれてこのかた、スター・ウォーズをどれひとつ見たことがなかったからです。
「よく、スター・ウォーズを避けて今まで生きてこられたね・・・」とオットは妙な感心をしていました。
スター・ウォーズの最初の公開は1977年、わたしは6歳。
「親が連れて行ってくれない」限り、観に行けない年齢ですよね。
肝心のうちの親は、こういった映画にあまり関心がありませんでした。
5~6歳のころ連れていかれた映画で覚えているのは、「獄門島(横溝正史)」。
うちの親は何をしたかったんだろう。
ともあれ、自分の意志でスター・ウォーズに行けるようになったころには、すでに話がかなり進んでいて、もう途中乗車できない感じになっていました。
「宮沢首相ってヨーダに似てるよね」という会話にもついていけず、寂しかったことも思い出し・・・
よし失われた青春を取り戻そう!
スター・ウォーズ最新作は映画館で観よう!
というわけで、帰宅してから一気に過去のスター・ウォーズを観る、「スター・ウォーズ祭り」となりました!
スター・ウォーズ作品の一覧
さて、改めて調べると、スター・ウォーズは最新作&スピンオフ作品を含めると11作品あります。
公開順に並べてみると、こんな感じになります。
※(カッコ)は公開年&赤字はわたしの年齢
- エピソード4/新たなる希望(1977) 6歳
- エピソード5/帝国の逆襲(1980)9歳
- エピソード6/ジェダイの帰還(1983)12歳
- エピソード1/ファントム・メナス(1999)28歳
- エピソード2/クローンの攻撃(2002)31歳
- エピソード3/シスの復讐(2005)34歳
- フォースの覚醒(2015)44歳
- 映画『ローグ・ワン』(2016)45歳
- 最後のジェダイ(2017)46歳
- 映画『ハン・ソロー』(2018)47歳
- スカイウォーカーの夜明け(2019)今ココ
こう見ていると、まさに「スター・ウォーズと育った」とも言える年代でしたが、完全スルーだったんですね。
オット曰く
「こういう創造力を高める映画を小さいころから観ていたら、アナタも、もっと、・・・」
・・・もっと、何(笑)
それはさておき、スター・ウォーズは変なシリーズで、最初がエピソード4なんですね。
エピソード5、6、と続き、エピソード1、2、3となり、スピンオフ作品などもはさんで7番目、8番目と来て、現在公開中の最新作となります。
ストーリー的な時系列は、1が最初になるので、公開順に映画を観ている人は、あとからエピソード1~3を観て、4からの話の答え合わせができたという感じになります。
スター・ウォーズを観る順番
一気にスター・ウォーズを観ようとした場合、2通りの見方があります。
ひとつは「公開順」。
上述の表のように、エピソード4から見る順です。
もうひとつは、「ストーリー順」。
つまりエピソード1から始める方法。
「映画の興行的な時系列」で見るか、「映画のストーリーの時系列」で見るかの選択となります。
わたしは前者のエピソード4から観ることにしましたが、結果的には正解でした。
一番の理由は、映画の撮影技術の進化がすごくて、エピソード4の古さにびっくりするから!
これを途中で挟むと、ちょっとうろたえるなと。
個人的には「4」から観るのがおすすめです。
スター・ウォーズ 40年の変遷
1977年に公開された最初の作品「エピソード4」。
よくこんな文化祭みたいなセットで撮影したな?と思うような状況でしたが、
エピソード5以降はヒットして予算が増えたせいか、ぐいぐいとセットが豪華になり、
ブレイクしたハリソン・フォードはどんどんリッチ感が出て洗練されていき、
21世紀を手前に、エピソード1からは劇的に画像がハイテク化。
初期はギャラが安かったであろう無名の多い俳優陣も、どんどん有名なイケメンと美人が増えていきます。
かと思いきや、ここ数年内の公開作品では、世界的な”ダイバーシティ”尊重の空気を反映してか、急にヒスパニック系やアジア系の登場人物が増えて、不思議なことに。
主人公ルーク・スカイウォーカーも、40年でこの変化!
他人の加齢を見て、感慨にふける。
スター・ウォーズを通じて、1977年~2018年までの約40年を一気に駆け抜け、映画技術の進歩、世界の変化、ひとりの人間の半生まで追うという、思いもよらない壮大な経験をしてしまいました。
田舎で【最新作】を観るのはなかなか困難
そんなわけで、AmazonとTSUTAYAをフルに使って、過去のすべての(スピンオフ除く)スター・ウォーズを観ました!
そしていよいよ、肝心の最新作を、
観たい日にはもう終わっていることがわかりました。
(;´・ω・)
何せ、高知県でスター・ウォーズが観られるのは、高知市のTOHOシネマズのみ。
四万十市からは片道100㎞(約2時間)で気楽に行けるところでもなく、スケジュールを合わせてみたら、そのころにはもう終わってる感じでした。
他に行こうにも、そもそも高知県には映画館自体がほとんどない。
いくらでも選択肢のある東京とは全然違うんですよね。
久々に、やっぱりここは都会じゃないんだなという当たり前のことを体感しました。
もしかしたら愛媛県に行く機会でもあって、そこで見られる可能性もなきにしもあらずなので、まだちょっと希望は持っています!
<エピローグ> ~見過ごしていた人はチャンス~
人生で見逃してきた「スター・ウォーズ」。
ストーリーは荒唐無稽なはずなのに、なぜかその世界に引き込まれて、自分も仲間のような気がしてくるから不思議です。
人間以外にナゾの生物やロボットなどが平然と共存してストーリーを作り、それがなぜかふつうに感じてしまうというのが、「エンターテイメント」というものなのかもしれません。
スター・ウォーズを一気に全部さらったので、今がわたし史上、一番詳しい時期です。
街中で、「あの人ヨーダに似てるね!」と的確に指摘することもできるし。
オットが朝、山に出かけるときには
と強めに送り出すこともできます。
ライトセーバーで木が伐れたら・・・
もし、スター・ウォーズ沼にはまる機会を逃してきた40代(以上)の人がいらしたら、最新作(で、最終作)が公開されている今、ぜひ楽しまれることをおすすめします。
※ ちなみに、「寅さん最新作」もおすすめです。