こんにちは、ななみです。
今日、たまたま服部雄一郎さん(注)のウェブサイトを見ていました。
(服部さんが翻訳された書籍)
その中で、見つけたのがこんな記事。
エコ志向のわが家が巨大な冷蔵庫を買ったワケ① ~ 「脱・冷蔵庫」という魅惑の地平
エコ志向のわが家が巨大な冷蔵庫を買ったワケ② ~ 省エネ家電はどう選ぶ?
記事の内容は、結論だけ見れば”巨大な冷蔵庫を買った”というだけのお話なんですが、その経緯がすごい。
何しろ、「冷蔵庫は人間にとって必要なのか?」「冷蔵庫のない暮らしをしているのはどんな人たちか?」「電気を使わないで済む冷蔵庫はないか?」など、本質的なところから1つずつ検証していっているのです。
面白くてためになりますので、詳しくはぜひ本文をご覧ください。
買い物ってこれくらい丁寧にするべきなんでしょうね。
わたしが気になったのは、服部さんが冷蔵庫を買うにあたり、「冷蔵庫ってどれくらい電気を使うんだろう?いや、そもそも自分はどれくらい電気を使っているんだ?」という疑問にさしかかった話です。
「はて、わが家は1時間何ワットなんだろう?」と思った自分。史上初めて、「わが家の1時間あたりの電力消費」を電卓で計算してみました。とても簡単な計算です。まず、電気料金の明細に書いてある1ヵ月の電気使用量を月の日数で割ります。わが家の場合は、約200kWh÷30日=1日大体6.6kWh。6.6kWh=6600Whなので、これを24時間で割ると、6600÷24=275ワット! わが家の平均電力消費は「1時間275ワット」!
服部さんがベンチマークにしたのは、『電気がなくても、人は死なない』の作者、木村さんのこの言葉です。
木村家では「1時間100ワット」は使い過ぎです。1日24時間のサイクルで、そのほとんどの時間帯において、我が家は「1時間60ワット」で生活しています。(中略)ムダな電力を垂れ流している 「1時間1000ワット」の家庭は、ざらにありますので、そのうちの30%である300ワットの節電なんて、本当にササッとできてしまうことなんです。(『電気がなくても、人は死なない』p.63)
1時間100ワット以下となれば、一般家庭ではめちゃめちゃサステイナブルといえましょう。
となると、急に我が家の状況が気になります。調べてみました。
検針票によると、直近の2021年7月分で、397kWh。
これは1か月分なので、30(日)÷24(時間)をすると、
出ました!
1時間あたり550ワット!
サステイナブル感、ないな~
持続不可能かしら。
一番、電力を消費すると言われている「冷蔵庫」ですが、我が家の冷蔵庫の電力を計算したら、2台で約65ワット。
550ワットの内訳からすると、それほどでもないようです。
この季節なのでエアコンはもちろんかなり使っているけど、それとて、550ワットの内訳としては、多くは占めない。
結局、色んなものの積み重ねなんでしょう。
あまり根を詰めて節電するとストレスになりそうなのでやめておきますが、こまめに電気を消すくらいのことはしないとなぁと思いました。
マイホームに引っ越したら(まだ先・・・)、電球を全部LEDに替えたりとか、いろいろやってみたいと思います。
まだステイホームも続きそうなので、電気代はかかる一方。
皆さんもこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか?