くらし

京都祇園料亭「岩元」監修おせち 匠のレビューと、おせち料理について考えたこと

こんにちは、ななみです。

今年の「おせち料理」、どうしましたか?

我が家は帰省中の実家で、こんなおせちにお目にかかりました。

実家で出た京都祇園料亭「岩元」監修おせち 匠

もうすぐ80歳になる母親、そろそろおせち料理を作るのがおっくうになったようで、今年は帰省したら、こちらのおせち料理が出てきました。

京都祇園 料亭「岩元」監修おせち 匠 

まず値段を聞いてびっくり!!!18,800円て。

おせち界にはいくらでも「上には上が」あるんだとは思うのですが、わたしから見ればめちゃめちゃ高級なおせちでした。

いや、わたし、自分では買わない買えないと思う

うちの親にしても、かなり分不相応な感はあります・・・

「岩元」監修おせち 匠は見本通りだった

ともあれ、せっかくだから頂きますね。

上はサイトからお借りしている写真で、実際のおせちの写真がこちら↓。
大きさは20cm四方のお重が3つです。

エビやカニなどの海産物も多いので、猫も興味津々。

 

なんか感心したのは、「サイトの写真」と「現物」がほとんど同じというところ。

以前、「通販のおせちで、写真と実物が違いすぎる」という事件があって大炎上した会社がありましたっけ(懐かしい)。

ここはそんなこともなく、見事にサイトの写真と一緒でした。
さすが京都の料亭(監修)。

「岩元」監修おせち 匠 の内容

「三段重に45品目」という内容だったので、なかなかの圧巻。

この細かい技!!

日本人以外の人種には絶対作れない内容のような気がします。

ひとつひとつの料理はほんのちょっとずつ。
「3~4人で食べる」とか、「2人が2日くらいかけて食べる」のにちょうど良い感じです。

「岩元」監修おせち 匠の味の評価

安くはないけど、「冷蔵で作り置き」のおせち。

そんなに美味しくないんだろうなぁ・・・

と思いながら食べ始めたのですが(失礼)、実際はこれがかなり美味しくて!!
ちょっと驚きました。

京都の料亭(監修)だけあって、だしがきいた、薄味の上品な味付け。
いくらでも食べられる感じで、おかずとしても、おつまみとしても、イケます。
種類も豊富なので飽きることがない(というより飽きる前に食べ終わる)。

ふだん、薄味が好みのオットも「どストライク」というくらいなので、よほど良いかんじだったのでしょう。

「合成着色料、合成保存料、中国産の原料」を不使用というところも、わりと好感持てます。

説明書きを見てもナゾな料理もけっこうあったのですが、ナゾのままでも美味しいというすごさ。

また、家族で「これ何~」「それ美味しい?」などと言いながら食べるの、意外に楽しかったです。

「岩元」監修おせち 匠の評価は★★★★☆

自腹を切ってないので正確な評価が難しいですが、総合評価は5点満点の4点くらい。

そんな高級なおせちが人間に必要なのか?という哲学的な問題に突き当たってしまうところがポイントで、どうも、コストパフォーマンスをはかりかねる。

でも見た目と味、というところだけをストレートに評価すると、ほぼ満点でした。

おせち料理とは何のため?誰のため?

改めて調べると、おせち料理にはこんな意味があるそうです。

お正月は神様をお迎えし、新年の幸福を授けて頂く大切な行事です。

新年を迎える大切な正月の節句の日に神様に振る舞う御節料理には、五穀豊穣、家内安全、子孫繁栄、不老長寿、などの意味を込めた山の幸、海の幸を贅沢に盛り込みます。

また、正月と呼ばれるのは「三が日」です。この3日間を、普段は家事に追われる主婦の方から開放するという意味を含め、保存のきくような料理を中心におせち料理は作られています。

まとめると、「おせち料理の意義とは」

  1. 大切な神事、神様のための料理である
  2. 色んな願いをこめて贅沢に盛り込む
  3. 3が日に主婦を家事から解放する

というあたり。

とはいえ、お正月だから贅沢する、っていう感覚は、ふだんが質素な昔だからあったことで、現代にあって、日常的に肉も魚もコメも食べるわたしたちに、あえての贅沢って必要なのかな。という思いがよぎりました。

そして、「主婦を家事から解放する」という発想も、今や外食やテイクアウトなど、よりリーズナブルで色んな方策があります。これも、選択肢が少なかった昔とは違う。

(そもそも、おせち料理って、「主婦を家事から解放する」とか言いつつ、事前準備がすっごく面倒だったりするじゃないですか。なんなんだろな。)

そうなると、「神事」部分のみが、おせち料理の存在意義になりそうですが、もはやそこは誰も意識してないような・・・

おせち料理に求めるもの

つまるところ、おせち料理の意義がかなり揺らいでいる今となっては

「おせちを作る(買う)くらいなら、スシローに毎日行く」
「ふだん通りカレー食べたい」

とかでも全然いいと思う。

ただ一方で

「なんかおせち料理がないと、お正月が来た気がしない」

と、ある種の雰囲気を求める人も、少なからずいます。

「雰囲気」を求める、って、理屈じゃないので、逆に強力ですよね。

かくいうわたしも、最終的にはやっぱり「なんかおせちがあったほうが嬉しい💛」っていうタイプです。

でも、人それぞれ。

一番大事なのは「リラックスして、楽しく新年を迎えること」だと思うので、自分に合ったお正月の食事を好きな人と取れれば、それでよいのかなと思います。