こんにちは、ななみです。
以前、”義母にもらった「ヨーグルトメーカー」が1971年製で自分と同い年だった”という、こんな記事を書きました。
日本で初めてのヨーグルトメーカー タニカヨーグルティアの原型発見!
気づけば3年も前に書いた記事でしたが、あれからもなんだかんだ言ってそのまま使い続け、とうとう製造から50年を迎えることに。すごい。
が、さすがに電気回路の劣化による事故が怖いかも。と思い始めました。
それに、タイマーがついていないので、うっかり長時間加温してしまって、酸っぱくなっちゃったな~ということもしばしば。
わたしもヨーグルトメーカーも50歳になる記念に、買い換えることに!!
実際に調べてみると、ヨーグルトメーカーの一番人気は、アイリスオーヤマ製品らしい。
実売価格で3000円台と、とってもお手頃。
わたしが義母から譲られたのは「タニカ」ですが、こちらの現行機種は11,000円となかなか高価です。
ですが、タニカの製造は日本の自社工場。
しかも、温度を急速に上げてしっかり保温するという高い技術で、他のメーカーとは一線を画しています。
そう考えると、この価格の高さも納得ではある。
技術面ではタニカは言うことないんですが、残念ながらデザインが好みではなく・・・。
最終的にはビタントニオのヨーグルトメーカーに決めました。価格も6,000円程度と、高からず安からずといったところ。
余談ですがビタントニオのワッフルメーカーも持ってます。
ちなみに「ビタントニオ」って、健康マニアのイタリア人(ビタミンアントニオ?)みたいな名前なんでてっきりイタリアブランドだと思っていたのですが、実は1999年に誕生した、比較的新しい日本のブランドでした。でもメイドインチャイナ。
ともあれ、デザイン・機能・価格のバランスが良いので、ビタントニオは総じて好きなブランドです。
さて、ヨーグルトメーカーに話を戻すと、デザインはこんな感じで、シルバー×ホワイトがすっきり。
ところで、50年前のヨーグルトメーカーの機能は、1つの温度をただ保つ(スイッチ/タイマーなしなので、コンセントを差している限り永遠に温め続ける)だけでした。
しかし、50年経って何が変わったかというと、温度と時間の調節・管理ができるようになったことはすごい飛躍ですが、基本の構造というか、考え方は昔とそう大きく変わらない。
つまり、50年前に日本で初めて発売されたタニカのヨーグルトメーカーは、その時点でもう本質的なところはほぼ仕上がってたわけで、改めてタニカってすごいなと。
温度と時間の設定の組み合わせで、ヨーグルト以外に、こんなものを作ることができます。
- 甘酒
- 塩こうじ
- ローストビーフ
- 鶏ハム
- 煮豚(チャーシュー)
ここに挙げたのはほんの一例。
要するに「低温調理器」なので、活用範囲はもっともっと広そう。
ちなみに我が家が作るヨーグルトは、最終的にR-1に落ち着きました。
これを食べていると、インフルエンザになりにくいとかいう風評がありますが、それもさることながら、実は味が気に入っているのが一番の理由です。
ちょっとお高めのヨーグルトなのですが、ヨーグルトメーカーを使うことでかなり節約しつつ、生産できます。
ビタントニオのヨーグルトメーカーに、容器は1つついてますが、2つ目を一緒に買っておくと、使いまわししやすいです。
※ 牛乳パックに直接ヨーグルトを入れて作るご家庭なら、2つなくても良いかもしれません。
ちなみに、アイリスオーヤマ製と比べると、設定温度と設定時間に多少差があります。
ビタントニオ | アイリスオーヤマ | |
設定温度 | 25~70度 | 25~65度 |
設定時間 | 30分~99時間 | 1~48時間 |
ビタントニオのほうが、ちょっと設定の幅は広いんですが、実際には、そこまで必要なこともあまりなさそう。
でも、見た目大事。
「出しっぱなしにしてもインテリアになる」ビタントニオはやっぱり買って正解でした。実際、見ていて気分が良いのでおすすめです!
それにしても、50年前の家電って、味わいありすぎくらいあります。
アンティークとして取っておくつもりです。