仕事について

これで誰でも生きられる。地方の田舎で稼ぐリアルな方法7つをまとめました

こんにちは、nanami*です。

食べられるだけの仕事があれば、田舎でのんびり暮らすのありだと思う。でも、田舎って仕事ないんだよね?

こんな疑問にお答えします。

わたしも移住前は、田舎は、会社がない!稼ぎ方がわからない!!と、右往左往していました。

そんなわたしたち夫婦の移住も4年目に入り、だいぶ「田舎ならではの稼ぎ方」の実態が見えてきましたので、改めてまとめてみます。

この記事は、

  • 田舎に移住したいけど、仕事が見つかるかわからない!
  • 仕事さえあれば移住したい!

と思っている人に向けて、誰でも田舎で稼げる方法を超具体的に紹介しています。

CONTENTS

「田舎で稼ぐ」のは、難しくありません

わたしのような「際立ったスキルのないフツーの人」が田舎で生きるとしたら。
まずリアルな選択肢は下記の7つになると考えています。

田舎で稼ぐ7つの方法

  1. 【王道】地域おこし協力隊の隊員になる
  2. 【安定】会社に勤める
  3. 【田舎といえば】農林漁業につく
  4. 【パソコンひとつ】在宅ワークをする
  5. 【田舎で儲ける】小さな起業をする
  6. 【いろいろ】バイトを組み合わせる
  7. 【穴場】非常勤公務員になる

実際わたしたちもこれらのうちのいくつかを検討したり、試したりしました。

この中で、「限られた天才しかできない方法」なんてものはひとつもありません。
誰にでもできるものばかりです。

順に、ご説明しますね。

田舎で稼ぐ ① 【王道】地域おこし協力隊の隊員になる

いま、一番「安定して3年間田舎で暮らせる選択肢」といったらまずこれです。

最近はすっかり知名度も上がった地域おこし協力隊。
競争率が高いところも出てきたようす。

着任したらすぐに給与もあるし、家も車も貸してくれるのでほぼ身一つで行けるのがいいところですよね。

わたしたち夫婦も、検討したことがあり、実際に役場の人に話を聞いたりしたことがあります。(実際には自営業を選びましたが)

よく言われるのが、自治体の「ハズレ」。
要するに

自治体
自治体
国から補助金が出るから、とりあえず雇っておけばいいか

という感じで、協力隊員が来ても放置したり、逆に何かやろうとする人を阻害したりするようなパターンです。

こうしたハズレを避けたいなら、協力隊の担当となる役場の人と現役隊員の両方と話をしてから決めるといいと思います。

だいたい、役場の人が信頼できそうならば、隊員もしっかりしている。逆もまたしかり。

どっちかだけがイマイチってあまりないんですよね・・・

あと、協力隊OB、OGの話もとても参考になります。

協力隊は、任期終了後に現地にとどまって起業するなりして定住してくれることが望まれています。

ですが定住したくても、なにも仕事が作れなかった、見つからなかった、というケースもたくさんあるというか、その方が多い。

その地域に定住したOBやOGは、まさに成功例といえるので、ロールモデルにできます。

いろいろ評価の分かれる協力隊ですが、わたしは実際にたくさんのまともな協力隊員の人に会ってきたので、そんなに悪い仕組みではないと思っています。

田舎で稼ぐ ② 【安定】会社に勤める

雇用を探すには、

  • 地域のハローワーク
  • 求人検索サイトのindeed
  • 各種転職サイト(リクルート、dodaなど)

などが情報収集としてお勧めです。
このあたりの手段は都会と変わらないんですが、なにせ求人数が少ないので、打てる手は全部打つ必要があります。

また、いざ調べると、その選択肢の少なさや給与水準の低さに絶望するかもしれません。
でも落ち着こう。

たしかに給与は東京の半分くらいですが、それはあなたの能力が半分にしか評価されないという意味ではなく、そういう貨幣価値なんです。

共働きしていれば、田舎ではそこそこゆとりのある暮らしができます。

それでもやはり求人数が少ないので、ピンとくる求人を見つけるまで焦らず構えられるように、時間の余裕を持つことが大切だなと思っています。

田舎で稼ぐ ③ 【田舎といえば】農林漁業に就く

田舎といえば一次産業のイメージですが、大変な面も多いです。
でも畑・海・川・山、とフィールドは無限大。
自然好きな人にとってはパラダイスですね。

農業

特に農業は、国の支援が手厚く、「新規就農」で検索すると、農林水産省や各都道府県の支援をたくさん見ることができます。

もちろん、はじめる人も多いけれど、いろいろなトラブルの話を聞くのもやはり農業関係。やはり農業はすごく大変そうです(わたしはとてもできないので、農家さんをつねづね尊敬してます)。

事前の情報収集をきっちりやりましょう。

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林業

林業については地域おこしで林業を専門にやっている自治体から入るのもおすすめで、高知県では佐川町や本山町などが実績もあり、支援もとても手厚いです。

林業に必要な機材や防護服など、すべてが支給(貸与)されるので羨ましい限り・・・!

あと「緑の雇用」という仕組みも働きながら修行できる場になります。

この映画で主人公が働いていたのは、この緑の雇用がモデルになってます!

原作もおすすめ。

わたしたちのようにフリーで林業なんてやっていくのは、前例も補助もほとんどないので、かなり経済的に大変です。その代わり、誰にも縛られないので自由度は満点です。

漁業

漁業は直接は知らないのですが、高知はもちろん漁業が盛ん。
県のサイトから情報を収集できます。

漁業がしたい

また、そのような情報を包括的に得たいときには、ふるさと回帰支援センターで相談してみるのも良いと思います。

田舎で稼ぐ ④ 【パソコンひとつ】在宅ワークをする

自分のスキルを、家にいながらお金に換えることができるのが在宅ワークです。

有名な在宅ワークでは

などなど。

わたしもCrowdWorks(クラウドワークス) では、よく在宅のライティングの仕事をしました。

わりとがんばって、月に30,000字くらい書いて、年収100万円くらい。
通勤も、会議も、リスクも初期投資もなくてこれだけ行けたらかなり良かったなと思っています。もちろん副業としての位置づけですが。

「単価が安すぎる」など批判もありますが、うまく使えば、田舎からパソコンひとつで稼ぐことのできるありがたいシステムです。

ただ、焦ってヘンな案件をつかむと消耗するので、仕事は少し選んだ方がいいと思います。

以下のサイトはイラスト等、クリエイター向けの在宅ワークに強みがあります。

まずは登録からはじめてみましょう。

田舎で稼ぐ ⑤ 【田舎で儲ける】起業する

稼ぐ、というより、儲ける、という感覚でいうなら、起業しかありません。

といっても、はじめはそんなに大げさにとらえるのではなく、「小商い」のレベルからスタートしやすいのが田舎の良いところ。

たとえばモノを作って売るにしても、いきなり店舗を持たなくても田舎では「日曜市」「〇〇祭り」「〇〇マルシェ」など、イベント出店の機会が意外と多いです。

競合が少ないので、地域ナンバーワンとなって、大儲けすることも可能になるかもしれません。

以下の2冊の本は、地方で起業を考えるなら必読。

田舎はともかく初期投資とリスクが少なくはじめられますが、それでもちょっとまとまった資金を使って起業したいと思う場合は、いろんな補助事業の利用もおすすめ。

日本政策金融公庫(https://www.jfc.go.jp)の「女性、若者/シニア起業家支援資金」「新創業融資制度」「新規開業資金」などがありますし、経済産業省による「創業促進補助金」も利用できる。

各自治体でも、起業補助をしている場合がありますので、市町村のホームページや商工会議所を当たる価値があります。

民間でも面白いアイデアには結構お金を出すところがあります。たとえばトヨタ財団には国内助成プログラムがあり、「未来の担い手と創造する持続可能なコミュニティ―地域に開かれた仕事づくりを通じて―」をテーマとして、500万円までの助成を行っています(公募)。

アイデアに自信があれば、どんどんトライしましょう!

田舎で稼ぐ ⑥ 【いろいろ】バイトをたくさんする

すごく不安定に感じるかもしれませんが、意外にこの生き方をしている人が多いです・・・!

実は田舎であっても、コンビニ、スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、飲食店などでは常にバイトを募集しています。

また、近所の草刈り、農家の手伝い、工務店のアシスタントなんていったら、いつでも仕事に溢れています。

時給はどれも700~900円という感じですが、地域とのつながりはできるし、野菜はもらったりするし。

バイトのつなぎ合わせは、おススメとまではいえませんが、「最後はこれもある」という砦にはなると思います。

田舎で稼ぐ ⑦ 【穴場】 非常勤公務員になる

ガチな公務員、つまり「市役所職員」などは、地元出身者でも希望が多く、かなり狭き門だと聞いています。

がしかし、たとえば「市役所の中の移住促進係」などに、期限付きで非常勤の職員をしている人などもちらほらいます。
また、四万十市のように、移住関係のNPOなどもある自治体があります。

こうした仕事は、なかなか移住前には見えづらい仕事ですが、わりと穴場であるような気がします。どちらかといえば、移住してから見つかる機会があるかもしれません。

こういう職種もあると参考にしてください。

実際のわたしたちの稼ぎ方

わたしたちのリアルな稼ぎ方といえば、

  • オット:小規模(いわゆる自伐型)林業 
  • わたし:在宅のブロガー、ライター
  • ふたり:一緒に週末カフェを経営しています

という感じに落ち着いています。

気持ちとしては「家庭内6次産業」で、

オットの林業 → 薪が出る → それでコーヒーを焙煎 → カフェを経営 → それをブログに書く・・・

といった回転をイメージしています。

ここから、拡大検討中。

地方や田舎で稼ぐために、都会にいるときからできる準備

一言でいえば、田舎は

雇用はないが、仕事は作れる

といえます。

地方や田舎で稼ぐために、都会にいるときから準備できることは以下の3つ。

  1. 「仕事=雇用される」と固定観念を持たない、マインドセット
  2. 学べることがあれば都会で学んでおく(田舎には学校がありません)
  3. 「複業」ができるのであれば経験しておく

ちなみにわたしはこんな後悔をしています・・・

移住前にやっておけば良かったこと → 今やどうにもならない(泣) そういう疑問にお答えします。 わたし自身がやったことは、 田舎で売ってなさそうな洋服や靴を買う みんなに会っておこ...

田舎で稼げる人は一生仕事に困らないようになります。
人生のスキルそのものになります。
参考になれば嬉しいです。

∇今の稼ぎ方に至る詳しいプロフィールはこちらから∇

【随時更新】東京で会社員20年。からの高知県フリーランスになったプロフィールこんにちは、ななみです。 ブログにお越しくださりありがとうございます!! プロフィールって難しいんですよね。めちゃめちゃ書き直し...