こんにちは、ななみです。
ふだんモノを買ったり何かするときは、発売・発表から時間が経ち、評価も確定するころに消費するタイプです(E.T.を初めて観たのは昨年だったのは少し遅すぎました)。
しかし先日、珍しく”発売日の翌日に”即購入したアイテム。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proというワイヤレスイヤホンです。
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なぜ、(田舎で)ノイズキャンセリング?
ところで、そもそもノイズキャンセリング機能は、「電車通勤」とか「騒がしい街中」とか「飛行機の中」とか、つまりざわつく都会に住んでいる人が欲することが多いもの。
「こんな静かな田舎で、何のノイズもしねぇだろ」と思っている人がいるかもしれませんが・・・
林業をするオットの「便利アイテム」として使いたかったのです!!
特にチェーンソーの音はかなり大きいので耳に良くないため、通常は、ヘルメットに装着されている防音のイヤーマフを使うのですが・・・まぁ、このイヤーマフを上げたり、下げたりは、ビミョーに面倒くさい。
さらに、イヤーマフ装着時はポケットのスマホに着信があっても全く聴こえないので全然電話に出てもらえないという難点があります。
オットからすれば、仮に電話の音に気付けても、手袋外して、ポケットからスマホを出して開いて・・・とやっていると、たいてい切られてしまうというストレス。
しかし一方で、林業の場合、「音がとにかく遮断できればいい」というものではないんですね。
チェーンソーなどを使ってないときは、むしろ外の音が聞こえないと危険です。
なので、(外音の)「遮断/取り込み」がスムーズにできないとならない。
そんなあれこれを一気に解決することを期待されて導入されたのが、Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro。
林業アイテムとしてのAnker Soundcore Liberty Air 2 Pro
実際に使用してみたオットいわく、
- ノイズキャンセリング機能が高く、チェーンソーの音はかなり抑えられる
- 「ノイズキャンセリング」と「外音取り込み」がタップだけで切り替えできる
- 電話にスムーズに出られる(イヤホンをタップするだけ)
- 通話の声がお互いに明瞭
- バッテリーが長持ちする(ノイズキャンセリング使用時で、6時間くらい)
- フィット感が非常に良いので、落とす心配はほとんどなさそう
・・・と、ほとんど満点に近い評価です。
といっても、たいていの人は林業はしてないと思うので、”一般人”のわたしが使ってみた感想を述べてみます。
一般人から見たAnker Soundcore Liberty Air 2 Pro 評価
① デザイン
実際に来てみたら、まず見た目に、値段以上の高級感があります。
(箱がムダに立派です)
ケースはしっとりしていて、感触がよい。
手のひらに収まる程度の大きさ。
マグネットで吸い付くように、ケースに収まります。
第一印象として、とても気に入りました。
② サイズ
本体そのものは、100円玉をタテに2個並べたような感じで、思ったよりも大きいですね。
オットにはベストフィットだったようですが、わたしは2時間程度でかなり耳が痛くなってしまいます・・・
イヤーチップはXSからXLまで同梱されているので選び放題なのですが、わたしの耳に合わない問題は、イヤーチップでは解決できなさそう。
ちょっと残念。
小柄な人は、要注意です。
③ 音質
音質については、あまり細かい技術はわからないのですが、わたしにとっては十分良い音質です。
ちなみに、モードを色々変えられるので(ジャズ・ロック・ポップetc)、音楽に応じて変えるとベストな状態になるのかもしれません。
とはいえわたしの場合はショパンでもアルフィーでも「アコースティック」モードが一番心地よく聴こえます。
操作は、主にスマホにダウンロードしたアプリの上で行います。
このアプリがなかなか使いやすくストレスがありません。
④ ノイズキャンセリング機能
ノイズキャンセリングモードは、「交通機関」「屋内」「屋外」など細かく選べます。
「交通機関」が最強のような気がします(個人的意見)ので、どこにいてもこのモードにしています。
オットも言うように、チェーンソーレベルのノイズをカットしてくれるという強力ぶりですが、残念なことになぜかテレビの声はよく拾ってしまうんですよね。
たとえば夫婦のどちらかがテレビや映画を観ている前で、もう一人は別のことに集中したいときなどに、これがあるといいかなと思ったのですが、ちょっとその用途にはいまいちでした。
⑤ 通話品質
想像以上に良かったのが、「通話品質」!
スマホに着信するとイヤホンから音が聞こえてきて、イヤホンの上部(「d」マークのところ)をタップすると、通話モードになり会話できます。
実際、山の中にいるオットと会話しましたが、お互いになんの違和感もなく話せてすごい!
「イヤホンで電話できる」機能ってやってみるまで何のことだか全然わからなかったのですが、本当にイヤホンで電話できる(そのまま)のでした。
すごい時代ですね・・・
AirpodsPro(Apple)との比較
ワイヤレス&ノイズキャンセリングのイヤホンと言えば、今ダントツで人気なのはAppleの AirPods Proですよね。
友人に借りてみて使ったことがあるのですが、確かに非常に良かったです。
特にノイズキャンセリング機能は、AirPods Proが一段上だったような気がします。
がしかし、お値段が約30,000円と、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの2倍以上。
確かに、総合的にAirPods Proのほうがやや上かもしれませんが、それでもそこまでの価格差を払うくらい違うかな?というと微妙です。
いや、ていうか、その前に、わたしたちのスマホがAppleじゃなかった。
(※ iPhoneでなくてもAirpodsProは使えますがパフォーマンスが落ちます)
iPhoneとの親和性がめちゃくちゃいいので、iPhoneユーザーだったら、この価格差を払う価値があるんだと思いますね。
まとめ
というわけで、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proに個人的に点数をつけてみます。
(★★★★★が最高)
デザイン | ★★★★ |
---|---|
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
ノイズキャンセリング | ★★★★ |
音質 | ★★★★ |
通話機能 | ★★★★★ |
価格と機能を照らし合わせたら、非常に良い品物だと思いました。
林業に使えるのですから、他の屋外での活動にもかなり使い勝手が良さそう(軽い防水機能もあり)。
興味がある方のご参考になれば幸いです。