こんにちは。
わたしは、以前生命保険会社に勤務していたのですが、辞めてからはや数年。
保険の情報のアップデートが少し遅れているなぁとは感じていました。
そろそろ医療保険の見直しも考えていたので、この機会に「ほけんの窓口」へ行ってみることにしました。
生命保険、損害保険含め、40社以上の保険を取り扱い、その中からひとりひとりの相談者に対し、最適なものをプロの目で選んで推薦してくれるというシステムが売りです。
別に怖い場所ではないとわかっていても、【面談】というのはハードルが高くて、なかなか行かれなかった・・・!
CONTENTS
ほけんの窓口を訪ねてみた
実際に訪ねた店舗がこちら。
ほけんの窓口 内部のようす
中の様子、イメージとして「旅行代理店」といえば伝わるでしょうか。
カウンターがあり、たくさんのパンフレットが置いてあります。
内部の写真撮影は遠慮しました(不審者に見えるので・・・)
意外に目立つのはキッズコーナー。
(HPよりお借りしました)
「ほけんの窓口」のサイトでもキッズコーナーは強調しているので、こちらの売りにしたいサービスなんだと思います。
主力ターゲットはやはり女性なんでしょう。
全体に明るく、感じの良い店内です。
男性スタッフ(ファイナンシャルプランナー)の対応
とりあえずパンフレットを眺めていると、若い男性スタッフがすぐに来てくれて、
「何かお探しですか?」
と聞いてくれました。
素直に「医療保険の見直しを・・・」というと、すぐに
- はなさく生命
- ネオファースト生命
の2社を勧められました。
この2社、ピンとこない人のほうが多いと思いますが、
- はなさく生命 = 日本生命の子会社
- ネオファースト生命 = 第一生命の子会社
なのです。
日本生命や第一生命などの老舗の日系保険会社は、大きな死亡保障の保険が主力商品で、医療保険はあくまでその「特約」としての位置づけです。
しかし近年は、医療保険だけに加入する人が増え、しかもそうした人々が割安な外資系に流れたこともあって、そうした流れをストップするために、こうした子会社で医療保険を担当するようなビジネスモデルにシフトしてきているようです。
スタッフによると
とのことでした。
わたしはこちらを訪問する前は、「オリックス生命」が第一候補にあったので、
「あの、オリックス生命ってどうでしょうか?」
と聞いてみたところ、
と言うお返事。
ちょっと腑に落ちないなぁ、と思いつつも、このスタッフさんの会話の感じはとても良かったです。
ほけんの窓口のメリット
ほけんの窓口に実際行ってみて、感じたメリットをまとめます。
1回目は名前を訊かれなかった
いきなり個人情報(名前や年齢)を聞かれることがなかったので、良かったです。
たぶん、フラリと入ってきた流しのお客さんは、とりあえず泳がせておく(?)といった方針なのではないでしょうか。
なので、1回目は【面談】というより、【情報収集】という感じで、気軽に立ち寄っても問題ないと思います。
保険についての新しい情報が得られる
わたしも
- はなさく生命
- ネオファースト生命
はノーマークだったので、勉強になりました。
自分ひとりでいろいろ研究していると、どうしても内容が偏りがちになるので、たまにはこうして第三者(しかも自分より知識のある人)と交流するのもよいなと思いました。
保健の資料をまとめて入手できる
気になっている保険会社のパンフを、実際に見たり、質問したりしながら、ワンストップで集められるのはよいですよね。
持病や、健康に不安がある人に向けた医療保険なら、こちらからも一括資料請求できるので試してみてください。
ほけんの窓口のデメリット
デメリットについてはこんな感じでした。
2回目以降は予約必須(な感じ)
帰り際に、やんわりと、「次回はご予約くださいね」と言われました。
悪い意味ではなく、スタッフが実際に2名くらいしかいなかったので、みんな手がふさがって話が聞けない可能性があるからだとのことでした。
ただ、予約するとその時点でこちらの名前を出しますし、ちょっとハードル高くなるかなあと・・・
といっても、いつまでも匿名で訪れるわけにはいかないので、どこかで覚悟を決める必要はありますね・・・
ほけんの窓口のおすすめが、【最適解】なのかわからない
帰宅後のことです。
今回、勧められた
- はなさく生命
- ネオファースト生命
と、わたしが気になっていた
- オリックス生命
も含めて3社を同条件の商品で比較したところ、保険料にはほとんど差が見られませんでした。
内容から言っても、「オリックス生命が古い」ともあまり感じませんでした。
なので、ほけんの窓口スタッフが「はなさく」「ネオファースト」を勧めた理由がいまひとつ、わかりませんでした。
(とはいえ、「オリック生命がダントツでよい」というわけでもないです)
結局、ほけんの窓口のスタッフは、本心からこの「はなさく」「ネオファースト」2社が良いと思っておすすめしてくれたのか、ほけんの窓口にとって都合がよいからおすすめしたのか、わたしの中では判断できませんでした。
ただ、医療保険についていえば、どれを選んでも大差ないというのは確かです。
自分の意見を言いづらい感じがする
たくさん説明を聞いた上で、あちらの勧める保険会社ではなく、自分が決めたところにします、となると、何となく悪いかな~と思ってしまうタイプです。
本末転倒なんですけどね・・・
節税になる、人気の保険「じぶんの積立」を検討する際にも、この性格がネックになりました。
まとめ 【1度目は気軽に訪問できる、試してみては】
正直なところ、「ほけんの窓口」全体の評価というのは難しく、これは担当者ベースで評価すべきだな、と感じました。
ウマの合う担当者と出会えれば、保険に関する良い相談相手になってくれそうな感じがします。
1度は行ってみて、感触を見ても良いような気がします。
(営業の電話がかかってくる、とかもないので)
ほけんの窓口に似たところで、保険見直し本舗というところもあります。
こちらも行ってみたかったのですが、全国に250店舗もあるのに、四国には1つもないことが判明・・・ (´·ω·`)
システムは似たような感じなので、両方行って使い比べてみるのもよいかもしれません。
保険は一生を通算するとかなり高い買い物になるので、しっかり見極めていきたいと思います。