移住のリアル

田舎は千差万別”以上”。「人間関係が怖い」と思い込まずによく考えよう

こんにちは、ななみんです。

猛暑のせいか、背中が涼しくなるような怪談が流行っています。

田舎は怖い!という怪談が。

探すとたくさんありますが、最近よくシェアされているのはこのあたり。

僕の田舎に若者が移住して3年!彼は”失敗した”と後悔中だよ

恐怖の実話!悪夢と化した「夢の田舎暮らし」

こういう話は、移住希望者にとって参考になる部分もありますが、実際に田舎に住んでいる者からすれば、「ん、ちょっと待って」と言いたくなる部分もあります。

極端に言うと、

アメリカは銃があるから危険だ!行かない!

火を使うと火事になるかもしれないから全部生で食べる!

みたいな話。それでいいのか?ほんとうに?

というわけで、この記事は、

  • 田舎は怖いって本当なの?
  • 移住に失敗しないためにはどうしたらいいの?

と悩む移住希望者に向けて、田舎移住歴3年目のわたしから、ひとつの考え方を提案したいと思います。

田舎の種類は千差万別どころではない

都会にいるとなんとなく、「田舎」っていう、1種類の場所があるかのような気がしてくるんですよね。

田舎県田舎郡田舎村 はないよ!

でも冷静に考えてみてほしいのですが・・・

「田舎」ってどれくらいあるんでしょう?

まず、日本には1,741の市町村があります(2016年(平成28年)10月10日現在)。
そのうち「町」と「村」だけでも1,000以上。

しかも田舎は集落がひとつ変わると、状況が全く異なります。
住みやすい集落のすぐ隣が、めっちゃ要注意集落だったりもする。

さらに、田舎の良し悪しは、人によって感じ方が全然異なります。

つまり「移住者Aさんにとっては天国の場所が、移住者Bさんにとっては地獄」ってことが普通にありえるんですよね。

つまり

1,000x集落の数x人間の数・・・

ななみん
ななみん
もう天文学的

だけ、田舎がある。
田舎が千差万別、というのはこういうことなのです。(実際には千差万別以上)

ひとつひとつの成功や失敗は、0.00…%の話

さてそう考えると、ちまたにあふれる「移住の失敗談」とは、全体の0.001%とかの話でしかありません。

そういう話に、いちいち驚いたり影響されたりしますか?

逆も同じで、成功談というのも当てにはなりません。それも0.001%とかの世界です。

つまりあの人の移住の失敗が自分にも起きるかも、という不安も、あの人の成功を自分でもコピーできるかも、という希望も、どっちも考えるだけムダ。

ひとつひとつのストーリーは、ある人がある場所である時点で体験したものであり、それ以上でもそれ以下でもないんですね。

未来のあなたにはまったく関係がないんです。

移住の失敗を避けるには・・・?

さてなにか実践的なことも言ってみましょう。

移住に関して、もしよくある失敗談(一番多いのは、人間関係のトラブル)をなるべく避けたいなら

  • 比較的人口の多いエリアを選ぶ
  • 先住の移住者が多少は根付いているエリアにする

というだけでも、いくぶんリスクは下げられるのではないかと思います。

わたし個人は、移住者があまりワンサカいる地域も好きではありませんが、このあたりはお好み。

ただ、それも100%の成功を保証するものではありません。

事前のリサーチや準備で、移住を絶対成功させようとするのは、もともと無理な話なのです。

極端にいえば、自分のあとからヘンな人がひとりやってきたらおしまいということになります。

失敗を避けるより大事なこと

こうなると「どうしたら移住の失敗を避けられるか」に注力しすぎるのが、あまり意味がないことがわかってくると思います。

重要なのは、むしろ「どこにでも住めるチカラを養う」こと。

極端な言い方ですが、成功するまで、場所を変えることができるなら、絶対失敗はないわけです。

ここで頑張らなきゃ、と思うこと自体が、もう古いよなと思います。もっと自由でいいはず。

居住と移転の自由は憲法22条に認められている話。

まとめ

日本は「変化」「移動」がまだまだしづらい国ではありますが、これからは変わっていくと思いますよ。

「どこにでも住める」という、移住の一歩先を行くライフスタイルがあると思います。