こんにちは、ななみです。
うちのカフェでは、豆を石窯で自家焙煎し、オットがコーヒーを抽出しています。
薪を燃やして石窯の中で焙煎する方法。
・・・つまり「山から薪を採ってくるところ」から、コーヒー作りがはじまっています。
今日はそのあたりの流れをご紹介したいと思います。
CONTENTS
石窯自家焙煎とは?
「石窯自家焙煎」。
窯(うちで使用しているものは、本来、ピザ窯です)の中で薪を燃やし、そのそばでコーヒー豆を独自の道具を使い手動で焙煎するもの。
我が家以外に、日本でやっているところはほとんどないでしょう。
(あったらごめんね!)
石窯焙煎をはじめた経緯や道具の説明はこちらをどうぞ!
ともあれ、薪が必要なんですよね~
朝から山へ!高湿度との戦い・・・
今日はその「薪を採る活動、通称薪活」のため、朝も早よから、オットと山へ出かけます。
さわやか♪
・・・と言いたいところだけど、気象情報によると、今日は湿度80%~100%だそうで
不快!!!
さわやかどころか、ほぼ、低温ミストサウナ。
夏の山は、暑いし虫が多いしで、本当に大変。こうしている間だけでも、もうすでに汗をびっしょりかいてしまっています・・・あぁ~
山で薪を作ります。チェーンソー大活躍!
さて、現場までの道のりは、先月は豪雨や台風などに見舞われましたが
オットがつけた道は、かなりきれいに保たれています。良かった。
そして今日は、夫が以前に倒しておいた、このカシの木たちを整理します。
カシの木って固い!!太さのわりには、伐るのに時間かかります。
まぁでもその固いところが、薪に適しているんでしょうね。
伐った後はコロコロ並べて・・・
トラックに載せたら、おうちに運びます。
・・・って、こう書くとすぐ終わってますが、実際には2時間かかってるんですよ。
アナログに薪割り。北欧の斧が調子いい!
おうちに帰ると、今度は割る時間。
今日夫が試しているのは、新しい斧。
スウェーデン製のグレンスフォシュブルークス 大型薪割り 442。
ちょっと値が張るけど、すごく使いやすいらしいですよ。
あまり力を入れ過ぎずとも伐れるようで、良い買い物だったみたいです。
北欧のおっさんたちはこういうのでバリバリやっているんですかね。
やっと出来上がった!
でも、この薪はすぐ使えません。少なくとも半年は乾燥させます。
気が長くないとできないなぁ~
SLOW COFFEEを頂きます
薪づくり
からの、コーヒー豆
この一杯のコーヒーができるまで・・・
長 い っ
都会では絶対ムリな時間の流れですが、この手間ひまに、本当の贅沢を感じます。
薪で焙煎した珈琲は、まろやかで深みがあって、また美味しく飲める期間もなぜか長いです。
田舎ならではのうんとぜいたくな時間のかけ方をしたSLOW COFFEE。
こちらに来て、カフェを開いて初めて知ったコーヒーの別の味わいかたです。
機会があれば、ぜひ四万十市までおいでくださいね。