こんにちは、ななみです。
コロナ休業が明けて、ちょっとお店の内装を変えたのですが、そのときに導入したのがこちら。
英国のアンプメーカー、Marshallのスピーカーです。
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カフェでCDを聴く問題点
長い間、カフェではBOSEのCDプレーヤーを使っていました。今やCDもアナログなほうのツールですよね。
それも雰囲気があってわりとよかったのですが、実は問題がありました。
お店が忙しいとCDをチェンジする余裕が、ない
お客さまは長くても1時間ちょっとくらいでお帰りになるのであまり問題ないのですが、わたしたちは1日中同じCDを般若心経のように聴く羽目になります。
意外とツライ
それに加えこの機械自体も時々止まったりして、ちょっと危ないかも?と思ったり、もっと手軽に、色んな曲を聴きたいよね、と思ったり。
色々あってオットが選んだのが、このBluetoothスピーカーであるMarshall ACTON II だったというわけ。
「アンプといえばMarshall」というメーカー
そもそもMarshallといえば
「アンプといえばマーシャル。というほど、ギター好きにはおなじみ」
なんだそうです。
ジム・マーシャル氏が1962年に創業したアンプメーカー。
もともとマーシャル氏は小さいころにとても体が弱く、ほとんど学校にも通えないまま13歳から働き始めるという、恵まれない少年期を過ごした人です。
それでも音楽の才能をあるチャンスで見いだされ、そこからドラマーとして成功し、ギタリストと知り合い、彼らの頼みでアンプを作り始めたという、立身出世の主人公。
そしてビジネスの成功の裏で、膨大な時間と資金を、かつての自分と同じように身体が不自由な子供や恵まれない子供に捧げてきたとも言われています。
このメーカーの背景を知って、ますます好きになりました。
音楽=雑音だった自分
と、ここまではわかってる風に語りましたが、実はわたしはギターもアンプも「???」。
なので、当初マーシャルといえばマーシャル諸島くらいしか思い浮かばないレベル。
もっと言えば、実はわたしは音楽自体があまり好きではなかったのです。
よく「音楽を聴きながら勉強する」とかいう人がいますが、わたしは逆で、ちょっと音があると、全く集中できないタイプ。
家にいると、オットがどんな名曲を聴いていても、ほぼ雑音(→ ヒドい)にしか聴こえない。
今思えば、かなりカサカサな人生を送っていました。
とはいえ、さすがにカフェって無音だと、それはそれでプレッシャーなんですよね。
なので、ともかく「なんか鳴ってればいいや」という、相当ぶん投げた感じだったことは認めます。
初めて感じる「体にしみる感じの音」
ところが、実際にこのスピーカーが来てみて、一瞬でその考えがガラリと変わることに。
なんというか、とても音が心地よく聴こえるんです。
これまで全然響かなかった同じ曲が、急に体に気持ちよくしみるように。
たとえていうなら、
こんな感じとか、
こんな感じとか。(適当・・・)
といっても、音楽のことが急にわかるようになったわけではないので、「音域の広がりが」「重低音が」「音源の解像度が」とか、そういう感想までは持ち合わせておりません。
ただ、繊細な音はとても繊細に、ダイナミックなところはとてもダイナミックに聴こえて、それらがこれまで聴いた音の中で、一番心地よい。とだけ言っておきます。
音楽嫌いがここまで思うのですから、すごいことだと思います。
Marshall ACTON2の良いところのまとめ
さて改めてこのMarshall ACTON II の良いところをまとめておきますね。
1.音質の良さ
すでに上に述べた通り。音楽に詳しい方なら、もっといろいろおわかりになるでしょう。
2.様々に調節できる音質
- BASS・・・低域
- TREBLE・・・高域
という調節つまみがあるので、さらにお好みで調節可能です。
3.アプリでイコライジング
「MarshallBluetooth」という専用アプリを使うと、イコライジングできます。
ロック、ジャズ、メタル、ポップなどがあらかじめセットされているので、手元からスマホで音域が微調整できて、好みの音に仕上げられるそう。
ぶっちゃけ、わたしのレベルでは何もしなくてもあまり問題ないのですが、こだわりの強い人には面白い機能なのではないでしょうか。
3.圧倒的にデザインが良い!
ところで、ここまで「音」をホメておいてなんなのですが、実はMarshall ACTON IIの一番の魅力はデザインだったりして!!
このレトロモダン。この感じは他にはなかなかないと思います。
お豆腐のように真四角で、邪魔するものがなにもなくてスッキリ。
外装は合成皮革ですが、安っぽい感じは全くしません。
艶消しのゴールドのロゴ、プレート、そしてロゴのフォント。
そしてデジタルツールでありながら、あえて「調節つまみ」というアナログなアイテム。
どれをとっても日本のメーカーとは全く違う感覚ですね。
このあたりは素直に欧州のデザインの良さを認めざるを得ません。
ちなみに色はグレーがかって見えるホワイトもあります。
個人的にはクールで汚れも目立ちにくいブラックが好きですが、このあたりはお好みで。
4.ミニマルなコンパクトさ
サイズもかなりコンパクトで、
- サイズ:W260×T160×D150mm
- 重量:約2.85kg
と、ゆうパックの60サイズくらいで送れそうなほどの小ささ。
一般的なトースターよりずっと小さいです。
(あまり持ち歩くものでもないかもしれませんが)移動も楽です。
狭い部屋でも置き場所に困らないし、むしろミニマル感が引き立つように思います。
5.お手ごろな価格
正規輸入品、2020年6月時点で、およそ32,000円程度で購入することができました。
イメージよりだいぶお手ごろな価格です。
実物を見ずに買うのは少し勇気がいったのですが(地方ではこういうものを手に取れないのが難点)、万一ハズレでも許容できる金額かなと。
実際には大当たりだったので、とても満足しています。
まとめ Marshallのある、心地よい生活
もともとカフェの装備だったんですが、あまり気にいってしまったので、カフェのお休みのときは家にわざわざ持ち帰っています(笑)もう一台買いそうな勢い・・・
我が家はAmazonプライムに加入しているのですが、あまり活用できてなかったPrime Music(プライム会員なら無料で使える)が急に大活躍しはじめました。
約200万曲を聴くことができるので、たぶん死ぬまでに足りなくなることはないと思いますし、Bluetoothスピーカーを使おうとされるかたには合わせておすすめ。
カンタンにいうと、人生で新しい楽しみが増えました。
手ごろでクオリティが高く、インテリアとしても◎というBluetoothスピーカーを探している方にはぜひぜひおすすめしたいMarshallでした。