海外旅行

実在するムーミン谷!フィンランドのムーミンワールド訪問【2012】

埼玉県に、世界で2つめのムーミンのテーマパークであるムーミンバレーパークが誕生しましたね。

15年以上のムーミンファンとしては、このムーミンバレーパークにはもちろん行きたい!

ですが、高知の西端からはなかなか気軽には行けません(悲)

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フィンランドのムーミンワールドの想い出をたどりたい

しかし、ふと思い出したのですが、そもそもわたしは以前、フィンランドのムーミンワールドを訪ねたことがあったのでした。

埼玉のムーミンバレーパークも、当然フィンランドのムーミンワールドを参考にしているでしょうから、この旅の記憶をたどって、懐かしむことにします。

なんでムーミンがそんなに好きかはまた別のときにお話するとして・・・

フィンランドのムーミンワールドへ出かけたのは、2012年の9月のこと。
ヘルシンキまではフィンエアーで行きました。

出発からすでにムーミンでした♥

フィンランドのムーミンワールドはナーンタリというところにある

フィンランドのムーミンワールドは、実はヘルシンキにはありません。

フィンランド第二の都市、トゥルクというところから約13kmほどのところにある、ナーンタリというところになるんです。

ヘルシンキからトゥルクは2時間、さらにナーンタリまで30分ほどかかります。

トゥルク行の列車を待ちます。

バス停に到着。

ナーンタリ行きのバスを探します。

なかなか面倒な道のりでした・・・

そんなこんなでやっと見えてきたのは、「こっちがムーミンワールドだよ!」の看板。

可愛さが異常!

あいにくの曇り空の下、やっとゲートにたどりつきました。

桟橋を渡るとムーミンワールドです。
このあたり、盛り上げ方がうまい。

まずはチケット売り場。

ワンデーチケット、2012年当時は23ユーロでしたが、今、公式HPを見ると31ユーロに上がっていますね。オンラインで事前に買っていくと29ユーロになるそうです。

まずはちょうどシアターでやっていた劇を鑑賞。

あまり内容はわかりませんでしたが、ムーミンがいさえすればいいのです。

園内のいたるところで、キャラクターに会えます。

ミムラさん?

行ったのは9月なんですが、フィンランドは見ての通りもう完全に秋の装いです。
ムーミンやキャラクターたちも暑くなくて過ごしやすいはず!

夢の場所!ムーミンハウスの中に入ります

いきなりハイライトのムーミンのおうちへ行っちゃいます。
すごい、でっかい・・・

かなりリアルな作りでびっくりです。

でも、作りこんでいるというより、どこか自然な感じなんですよね。
ムーミン一家がここでご飯を食べるのかな?

温かみのあるインテリアは、いかにも北欧ですね。

室内にもグリーンが愛らしく点在。

階段もしっかりとした作りで、ほんとうにここにムーミン一家と仲間たちが住んでいると言われても全然違和感ない。

キッズのプレイルームもありました。

ムーミンワールドから見た風景。

カラフルでメルヘンな世界なのですが、なぜか保育園みたいな感じではない。
すみずみまで行き届いたデザインとムーミンの世界の再現。

いやー、もうここに入っただけでも来たかいがあったな!と思わせられる場所です。
泊まりたいな・・・

リアルなスナフキンに出会う

ムーミンのキャラクターの中でも人気者のスナフキン。

スナフキンとは?(ムーミン公式HPより)

思索を好む放浪者。ハーモニカを吹き、釣りをし、世界中を旅します。身軽に生きて行くことを好むスナフキンの荷物は、リュックサックひとつのみ。必要なものが全て入ったこのリュックサックをもって、どこへでも出かけます。

旅人でミニマリストで思索家。憧れずにおれるものか・・・
現代人が一番求める暮らしかたではないでしょうか?

ここはスナフキンのキャンプというエリア。
奥の方に彼のテントが見えるのわかりますか?

テントを覗き込むオット

物語の一コマ。そそ、こんな感じ!

と思ったら、美青年のスナフキンが登場しました!

アーティストですね~ スナフキンてば。

実物の(じゃないけど)スナフキンとすれ違うとやっぱりドキドキしますね~

ムーミンワールドは、ムーミンの世界観そのもの

ムーミンワールドは、一度入ると商業施設的な雰囲気をあまり感じません。

もちろん、ショップもフードもそれなりに充実しているんですけれど、それすら本当にムーミン谷のもののように感じる。

ヘムルの家、スニフのコテージ、その他いろんな展示があり、まわりきれないくらい。
中に入れないところも結構あって残念ですが、覗き込むことはできます。
どれも丁寧な作りなのです。

色合いがカラフルなんだけど派手でもなく子どもっぽくもない。
参考になりますね。

ムーミンパパの作った水浴び小屋。
ここから冒険に出かけたりもする、物語の中で重要な場所ですね。

トイレのドアまで可愛くて思わず撮影。

フィンランドのリゾート地、ナーンタリ

ムーミンワールドを堪能したあとは、ナーンタリの街をぶらぶらと歩きました。

ナーンタリは、優雅な海辺のリゾート地。

とても街並みが綺麗です。

街といっても、ごちゃごちゃした感じはまったくなく、自然に溶け込んだ場所。
こういうのが本当の保養地なんだろうなぁ。

教会を覗きこんだり。

たまたまお茶をしたカフェも、特に高級店でもないのにこの雰囲気!

今思い返しても、良い時間を過ごした場所だなぁと思います。

まとめ:フィンランドのムーミンワールドは自然の中に生きている

フィンランドのムーミンワールドは、ムーミンの世界観に浸ることができることはもちろん、北欧の人々の暮らしかたにも触れられる場所です。

若いパパがベビーカーを押している北欧らしいシーンをよく見ました。

お昼寝コーナーがあり、ハンモックに寝ることができます。
こういう時間を大事にするんだな。

(ムーミンパパのように生きたいと妄想中)

「パーク」ではない。まさに「ワールド」。
フィンランドの自然との間に境界が感じられないんです。

ムーミン谷の人々はこんな景色を見ていたのかな?

ムーミンワールドには、フィンランド人のいつもの自然との向き合い方や暮らしかたがにじみ出ていました。逆に、それは隠しきれないものなんだろうなぁと。

あぁ、ここを再訪したくなってしまいました。

そして、埼玉のパークはどんなところなんでしょうか?日本人には日本人にしか再現できないようなムーミンの世界が表現されていてほしいです。

そちらもぜひ行きたいです。

Muumimaailma Oy
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