こんにちは、ななみです。
年が明けて、これから「転勤」「引っ越し」などのシーズンになってきますね。
今から4年前、思い返すと、「東京→高知」までの引っ越しは大変でした・・・
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東京(世田谷区)から高知(四万十市)までの引っ越し費用
東京(世田谷区)→高知(四万十市)までは、約900㎞もあります。
その引っ越し費用はと言うと、結論から言えば
ずばり30万円!
我が家の引っ越し状況は
- 引っ越し元 = マンションの7階(エレベーターあり)
- 引っ越し先 = 平屋の一戸建て
という感じだったのですが、これは比較的簡単な部類の引っ越しに入るようです。
また、荷物の量は、2人暮らしで、3トントラック1台。
荷物少ないと思っていたのですが、平均よりちょっと多めだったみたい。
ちなみに、「他客との混載(同じ方向へ行く人と同じトラックへ積むこと)」だと安くなるというネット上の情報があったのですが、今回は混載は利用しませんでした。
引っ越し料金を下げる6つのコツ
当時は、こんな大規模な引っ越しが初めてだったのでよくわからなかったのですが、今から振り返ってみると、引っ越し料金を確実に下げるコツがいくつかあったと思うので、まとめてみます。
1.【圧倒的に重要】繁忙期を避ける
引っ越し料金が一番高いのは、何と言っても3月です。
3月ダメ!絶対ダメ!!もう何が何でも避けたい。
このあとに挙げる「引っ越し費用を安くするコツ」をいくら頑張っても、3月に引っ越しすると、もうそれらの努力が全破壊されます。
わたしたちは4月(中旬)だったので、3月よりは少し安かったのですが、それでも高めだたんですね。ちなみに、ゴールデンウィークや夏休み、冬休み期間も高いと言われました。
要するに、1月・6月・11月など、誰も引っ越ししなさそうなときにするのが一番です。
これはズバリ、「お宅のオフシーズンはいつですか?」と個々の業者さんにダイレクトに聞いて、「それなら〇月にしたら、少し値段変わりますか?」と交渉することをおすすめします。
2.【次に重要】相見積もりを取りまくる
引っ越しの費用を見積もるのに、引越し侍の予約サービス のような一括見積りを利用しました。
結果、3社から見積もりを取って
- A社・・・100万円
- B社・・・70万円
- C社・・・30万円
という結果に。
こんなに差が出るとは思わず、迷うこともなくC社でした・・・(ちなみにアリさんマークです)
ネット上での相場を見ていると、当時、東京から高知への引っ越し相場は25万円前後。
高知といっても四万十市は西端なので、「プラス5万円くらい」はありかなと思い、納得感があったので決めました。
ただ、今思えば、もう少したくさん見積もりとっても良かったかなとは思うのですが、後述(長距離の引っ越しはVIP客 → 思い込みでした)するように、長距離の引っ越しは、業者さんにそれほど歓迎される空気でもなかったので、3社でストップ。
でも、一般的には、納得いくまでたくさん見積もりを取ったほうがいいと思います。
3.業者規模にこだわらない
見積もり前は、大手=高い、中小=安い、という思い込みがあったのですが、実際の見積もり結果は、あまり業者規模とは相関がありませんでした。
大手でも中小でも、そのときコストパフォーマンスが高い見積もりを出してくれるところにすべき。(口コミ評価は大事です)
「引っ越し料金は生き物」と思って、まっさらな気持ちで見たほうがよいと思います。
4.かさばる荷物を減らす
当たり前ですが、荷物が少ないほうが安くなります。
といっても、少しくらい洋服を減らしてもあまりインパクトはありません。
たとえば、「安物のベッドやソファ」などのかさばるものであれば、いっそ引っ越してから買い直した方が良い、ということもけっこうあるようです。
5.引っ越し日時の希望をゆるくする
引っ越しそのものの日程、繁忙期を避けることはもちろん、
「平日でいいです」
「何曜日でもいいです」
「何時でもいいです」
と、日時をフレキシブルにしておくと、価格交渉もやりやすいです。
6.「実質値引き」を交渉してみる
直接引っ越し料金そのものを安くすることができなくても、
- エアコンの取り外し代
- 洗濯機の設置代
など、実質的な値引きに当たる交渉をすることも可能です。
直接「安くして」って言いづらい遠慮がちな方におすすめ。
意外、引っ越し屋さんに一番【嫌われた】荷物
ところで、引っ越し業者さんに一番嫌われた荷物って何だと思います?
わたしは
「ギター(ケースなし)って繊細そうで嫌がられそうだな」
「自転車、積みにくくて嫌われそうだな」
などと思っていました。
がしかし正解は・・・
まさかの本
そう、意外でしたが、「引っ越し業者さんに嫌われた荷物」は、本でした。
(※あくまで個人的に思ったこと)
なんか一番積みやすいのに、と思ったのですごくびっくりしました。
でも、ともかく、本って、重いんですよね・・・
時間勝負の引っ越しのお兄さんたちは、いちいち台車に載せたりせず、パパっと持ち上げてしまったりするわけです。
「本って、ない人は全然ないけど、ある人はものすごくあって、極端なんすよねー。」
と、引っ越しのお兄さんが言っていました。
何も考えずに大きな箱にガンガン本を詰めていましたが、本を運ぶお兄さんの苦しそうな顔を見て、
「小さい箱に小分けにするんだった(;´・ω・)」
と深く反省。
ちなみに、本って、引っ越し業者さんも大変だけど、引っ越し後に箱を開けてまた本棚に並べたするのもけっこうしんどいんです。
読まない本は、どうせなら引っ越しの機会に減らすといいかもしれません。
わたしはブックオフオンラインの宅配買取サービスを利用して、事前に本を多少減らしていきました。(それでも嫌われた)
長距離の引っ越しはVIP客 → 思い込みでした
タクシーだと、距離の長いお客さんって「ロング」とか言われてけっこう喜ばれますよね。
なのでそのノリで、
「東京から高知の引っ越しなんて、VIP客扱いじゃない~??♥」
と厚かましく思っていたのですが、現実は
VIPどころか、なんか迷惑そうでした
確かによく考えたら、距離が2倍になっても2倍の金額を請求できるわけでもないし、帰りはカラで帰ってくる可能性もあるし、荷物の破損などのリスクも高まるわけだし。
近距離の引っ越しをたくさんやるほうが、割が良いのかもしれないです。
ちなみに、引越し侍の予約サービス みたいなものを利用した人がネット上で
みたいに言っているのを見ていて、「うるさすぎるとイヤだな~」と思っていたのですが。
東京から高知への見積もりをお願いしたわたしの電話は、ほとんど鳴りませんでした・・・
まとめ 引っ越し料金の交渉は「win-win」感覚が重要
引っ越し料金の決まり方って、むちゃくちゃアナログな世界でした。
人との交渉で決まる部分が多すぎるので、自分のことだけ考えていると、高くつく気がします。
「空いているトラックを活用させてあげよう」と、引っ越し業者さんの都合にも歩み寄ることが重要だったりします。
そのために有給休暇まで取りましたが、まぁ良かったと思います。
win-winになることを心がけていくことをおすすめします。