先日、ものすごく美味しいカレー屋さんに行って参りました。
高知では有名な名店、「錆と煤(さびとすす)」さんです。
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ここのカレーが、見た目といい、味といい、素晴らしくて。
店内も風情があります。
もともと南インドカレー好きで、いろいろ食べ歩いてるオットなんて
というくらいでした。
田舎には素敵なお店が多いんですよ。
さて、こちらのお店でも頂いたんですが、カレーと言えば、チャイです。
マサラチャイ。
ヒンディー語で「マサラ」は粉状にしたさまざまな香辛料を混ぜ合わせたもの、「チャイ」とは「お茶」の意味なんだそうです。
なので、マサラチャイ=茶葉を、水と牛乳で煮出し、スパイスを加えたお茶ということになります。
一般的には、マサラには、「シナモン・ジンジャー・クローブ・カルダモン・コショウ・コリアンダー」などが含まれるそう。
なんだか面倒くさそう(おいおい)ですよね。
なので、マサラチャイは大好きなんだけれども、家で作るもんじゃない、と思っていました。
ところが、「錆と煤のチャイ美味しかったなぁ」と思いながら、ふと我が家の調味料ラックを見てみると、「カルダモン」がある。
さっぱり思い出せません。
そういえば、以前「かもめ食堂」を見て影響され、シナモンロールを作るときに買ったシナモンも。
かもめ食堂は、DVDと本の両方を買っているヘビーなファンです。
あと、しょうがの産地・高知なので、いつも新鮮なしょうがはあります。
と思い、きわめて適当に作ってみることに。
<マグカップで2人分のチャイ>
- お水をマグカップで1杯(200CCくらい)すくって鍋に入れる
- 茶葉を6gくらいと砂糖大さじ1入れる
- ぐつぐつと煮出す(2~3分)
- 牛乳をマグカップ1.5杯(300㏄くらい)入れる
- カルダモンパウダーを振り、すりおろしたしょうがを入れる
- 茶こしで濾す
あっという間に完成!
めちゃめちゃ簡単です。分量すら適当でいい。
これが驚くほどおいしくてビックリ!!
もちろんお店で頂くのほど深みやパンチはないものの、自家製チャイはライトに飲めて、これはこれでかなり良い。
後から探したら、家から「クローブ」も出てきたんで、それも加えてみたら、よりグレードアップしました。
カルダモン以上に、過去の自分の目的が不明です。
ちなみにベースとなる茶葉は、本来ならインド紅茶のアッサムあたりが良いらしいんですが、うちではスリランカティーのディンブラを使いました。
スリランカ紅茶専門店のミツティーさんから購入しています。
クセがなくわりと深みのある茶葉なら、なんでもいいんじゃないかと思いますね。
カルダモンとクローブ(いずれも400~500円程度)は、四万十市のスーパーにあるくらいなので、都会にお住まいの方なら簡単に入手できることでしょう。
これで、自宅なら相当な杯数のチャイが入れられるので、コスパ抜群です。
お店で頂くマサラチャイは、どこでもだいたい500円前後はしますが、自家製ならその10分の1くらいでできる。
なんでしたら、カルダモンだけでも十分マサラチャイっぽくなります。
カルダモン最強説!
あくまで「っぽく」ですけど。
我が家は基本コーヒー党なんですが、ちょっと今日は冷えるなぁ、なんていうときには、スパイス効果で温まるチャイ、自宅で簡単に作れるやつがおすすめです!
こちらは↓絶版みたいですが(残念)、愛読しているとても楽しい「チャイ専門本」」です。どこかで見かけたらぜひ!