こんにちは、ななみです。
久々にクローゼットの奥から、冬用のストールを出して猛烈にびっくりしました。
・・・虫食い!!!
人生でこれまで自分自身が虫食いの被害に遭ったことがなかったので驚きました。
これはごく一部。
もっともひどいものはこんな状態。
・・・( ゚Д゚)
しかも、高価なカシミヤストールほどたくさん食われ、安価なウールのストールはまったくの無傷。
やっぱり高いものは美味しいんだと、妙に感心しつつも、やっぱり高いものから食べるところに、腹が立つ・・・
資本主義者め!
と、虫をここで罵ってもしょうがないので、善後策を考えます。
虫に食われたストール、どうする?
- 修理してもらう
- 買い替える
- (自分で)修理する
まず①ですが、補修のプロにお願いすると、(手法にもよりますが)数ミリの穴1つ直すのに、数千円かかったりする場合もあるようです。
今回は穴の数も多いし、修理に出したら、買った額より高くなりそう。
②買い替えるといっても、全体の9割以上は無傷なわけで、それも忍びない。いやそもそもすぐ買い替えられる状況ならそんな悩まない。
一番高価だったのはこれ(泣)
穴だらけになったのは、幸いこれよりはずっと安いノーブランドのものでしたが、それはそれで結構気に入っていたものだったので・・・
もし使い続けたいなら、「③ (自分で)修理する」しかないわけです。
といってもなぁ・・・
と思ったら、世の中すごく便利で、回答はGoogleに書いてありました。
自分でできるんだそうです。
調べてみると、こうしたカシミヤストールを自分で補修するのに必要な道具は、たった2つ。
- フェルトティング用ニードル
- キッチンスポンジ
フェルティング用ニードルとは、羊毛フェルトという素材を、ニードルでつついて、ぬいぐるみなどを作るときに使う道具。
フェルティングでできる作品はこんな感じです。
たまたま、昔頂いたもの。かわええ。
フェルティング用ニードルは、ダイソーでも取り扱いがあるらしいですが、一応、ちゃんとした手芸店で買ってきました。400円くらい。
まず、ストールの無傷な部分から、ちょいちょい毛をつまんで集めます。
この作業が、なんだかつつましくて泣ける。ひとりでツルの恩返しみたいな。
穴の開いたストールの下には、キッチンスポンジ(ごく普通のもの)を台として置きます。
この上に、さっきの毛玉ボールを置いたら
あとはひたすら、針でつついていくのみ。
このニードルは普通の針とは違って、先端に毛がわざと絡まるような形になっています。
そのため、数多くつつくことで、毛玉ボールと穴の開いた周辺の生地がうまく絡まってブレンドされ、穴が埋まっていくという仕組み。
下にスポンジを置いておくと、針がとても刺しやすいです。
とはいえ、
と半ば疑いながらやってたんですが、結果、自分で言うのもなんですが、想像よりもはるかに上手に補修できました。Googleありがとう。
ちなみにこの地味すぎる作業なんですが、無心になれるのと、結果が見えやすいこともあって、案外やっている間は楽しかったです(笑)
<BEFORE>
<AFTER>
もちろん、目をこらして見たら、かなりアラはあるんですが、1m離れたらわかりません。
わたしのストールなんてオットですら凝視しないので、これでかなり満足です。
オットといえば、そもそも、昨シーズンはオットのセーターが虫にやられたんでした。
そのときは
と他人事だったんですが、そのツケなのか。
もっと警戒しておくべきだった・・・
そういえばオットの場合も、
ジョンスメドレーは超食われ、
バナナリパブリックはそれほどでもなく、
ユニクロは無傷
・・・みたいな状態だったな。
それにしても、一番高価なものが狙われるとなんでそれから食う?って、本当に(虫の)胸ぐらつかみたくなるような気分になります。ドッグフードでも置いておこうかな。
なので、そもそも「虫に食われない」ための防御策を取るのが大事。
まず、こうしたニットやストールは、冬が終わってしまうときに、しっかり洗うかクリーニングして、できれば防虫剤を添える。
そんな当たり前のちょっとしたことが重要です。
わたしの場合、洗ってはいたものの、防虫剤までは「ま、いっか」とスキップしてしまっていました。
さらに警戒するなら、「密閉できる箱」に防虫剤と入れて置く。
あと、絶対に虫に食われたくなければ
またひとつ、妙なスキルが上がりました。