海外旅行

アメリカ・ドライブ ② グランドキャニオン 景色が壮大すぎるともう見えなくなる話

グランドキャニオン。
言わずもがな、アメリカでもトップクラスの人気観光地ですよね。

セドナから2.5時間くらいと、アクセスしやすいのが、グランドキャニオンの中でも一番観光地として整備されているサウスリム。

今回はここに立ち寄ることにしました。

CONTENTS

グランドキャニオン サウスリムへ向かう

アメリカの国立公園の年間パス、「America is beautiful」(80ドル)を買っているので、フリーパスで入ります。単発で払うならば、入場料はクルマ1台につき35ドル。

広大な駐車場はまるでディズニーランドのそれ!

朝10時ごろの到着だったのですが、すでにかなりたくさんの来場者がいました。とりあえずビジターセンター近くの駐車場に停められたので良かった。

時間が遅くなると、ビジターセンターから遠い駐車場となり、園内のバス移動が不便に感じそうです。早い到着がいいのではないかなと思いました。

1.マーザーポイント

まずは、歩いてすぐ行ける「マーザーポイント」へ向かいます。

すると、本当に前触れもなくいきなり

そこはグランドキャニオン

誰がつけた名前か知らないんですが、ほんとに「グランドなキャニオンだね」としか言いようがないんですよね。

その大きさといえば、長さ446 km、幅6 km~29 km。平均の深さは1.2kmだとか。

長さ446kmって・・・東京から大阪が約500kmしかないんですけど??

もう、これだけ大きいと、遠近感とか凹凸感とか、わからないものなんですね!初めて知りました。
平面の写真か絵のようにしか見えない。

壮大すぎるともう人間の目の認識能力を超えるってことなんだ~

2.ヤバパイポイント

マーザーポイントを堪能したら、次のポイントを目指します。

ヤバパイポイントまでは、園内の無料シャトルバスで。このバスは、園内を10分から15分くらいの間隔で回っていて便利。

自家用車で行けるポイントもありますが、バスを使ったほうが近くまでアプローチできるのでオススメです。

やっぱりこんな景色が広がります。

マーザーポイントとあまり違いはわからない・・・

3.ヤキポイント

さらにちょっと離れたヤキポイントへ向かいます。こちらはそもそもシャトルバスでしか行けないようになっていますので注意。

角度が変わり、ちょっと凹凸感がわかるかも?

それにしても断崖です。

わたしは特に高所恐怖症ではないですが、それでもなんだかゾワゾワしますね。

絶景を楽しめたものの、やはりこの大きさ。
近づけたような、近づけなかったような、もどかしさと畏敬の念が残る。

軽めのランチはマーケットプラザで

そのあとは、マーケットプラザで軽くホットドッグランチ。

こんなにホットドッグに見えないホットドッグも珍しい

味はそこまで悪くはないんですが、おススメとまでは言えません。
急いでいたので他のお店を吟味していませんが、他を探してみるのも良いと思います。

また、マーケットプラザには大きなスーパーも併設されているので、そこで何か調達するのもいいかもしれませんね。

イーストリムのデザートビュータワーへ

ここでサウスリムを離れ、イーストリムに向かいます。ここはマイカー移動で40分程度。

そこで最後に寄ったのがデザートビュータワーです

先住民の監視塔を再現して1932年に築かれたもので、高さは約20m。

階段でぐるぐる上ると

塔からは見事な眺め・・・!

 

コロラド川が見えています(↓赤い丸)よくよく見ると、ボートで川下りをしている人も・・・(見えんか)

川があることで立体感も生まれるし、何よりグランドキャニオンが本当にコロラド川によってできたんだなぁと実感できます。

このデザートビュータワー、意外にも今回グランドキャニオンで一番気に入るポイントとなりました!

まとめ

そもそもグランドキャニオンは、コロラド川がコロラド高原を浸食していった歴史を刻んでいるわけで、その浸食は4000万年前から始まっているそうです。

地球の歴史そのものと言っていいグランドキャニオン。
寿命100年前後の、人間ごときが受け止めきれなくてもしょうがない。
その端っこに触れただけでも満足です。

おそらく下から眺めるともっと「キャニオンの手触り」を感じられると思うので、ボートでコロラド川を下ったり、少しでもトレイルしてキャニオンを下るのがいいですね~