想う

「好きなこと」が見つからない・・・見つからなくてもいい!

こんにちは、ななみんです。

最近Twitter経由でこんな質問をもらいました。

「どうすれば本当の好きってわかりますか?」

深い質問ですね。

たぶん「恋愛」のことじゃなくて、人生においての「好き」のほうだと思うんで、それについて回答します。

もうすでに「好きなこと全力でやってそれで生活してますよーっ」っていう方は、この先読む必要がありませんのであしからず・・・

「好きなことで生きなければならない」という呪縛

「どうしたら本当の好きがわかるか?」

そもそもなんでこんな質問が発生するかといえば、世間では今

「好きなことで生きねばならない」

という潮流が、かつてないほどあるからです。

たとえば

こんな感じの「好きなことで生きる系」の本がたくさん。

「好きなことだけがむしゃらにしていたら、それがいつの間にか仕事になる」というストーリー。

夢があるし、すごく魅力的な話。

ネット上を見ていても

「マンガをTwitterでアップしてたら、出版が決まりました」
「大好きなカフェめぐりをインスタに載せてたら、雑誌から声がかかり」
「Youtubeで料理動画をアップしてたらそれだけで食べられるように」

みたいな話がとても多い。

ウソじゃないと思います。
ウェブの発達によって、こんな話が別にシンデレラストーリーではなくて、ごくふつうに発生するようになった。

すると、人はこんなことを思ったりします。

もしかして自分も、今の自分ではない本当の姿がどこかにあるんじゃないだろうか?

好きなこと探しのループ

そこから「好きなこと探し」が始まります。

たとえば
イチローにとっての野球、
梅原大吾にとってのゲーム、
羽生善治にとっての将棋

村上春樹にとっての小説、

のように

ストイックに打ち込める何か
大好きでしかも得意なもの

が自分にもあるはずだ!!

と。

わたしもそんなこと考えてみたことあるんですけど、思いつく好きなことって

  • 読書
  • 旅行
  • 文を書く

くらいなんですよねーっ!!

でも読書なんて、しない人はしないけど、してる人もすごく多い。
わたしなんて質・量とも特別ではありません。

旅行だって、大半の人は好きですよ。

文章?日本は世界一ブロガーが多いらしい。

要するに、この程度の「好き」を、そんなに昇華できるもんか。

と悩むわけです。

好きなことさえ見つかれば・・・

「好きなこと」が見つからずに悶々とするのは、

「人生賭けるほど好きなことが見つかれば、自分だって冒険できるのに」

と思い、なんだか機会損失しているような気がするから。

本当の自分と出会えてないような気がするから。

好きなことが見つからない!!見つかれば会社辞められるのに!

などとイライラしてしまいます。

「好きなこと」は本当にあるのか

冒頭に戻りますけれども、わたしに質問をくれた人からは、わたしが

「すごく好きなことを見つけてしまった」

ように見えているのかな?と思います。
だとしたらちょっと誤解されています。

「好きだから・・・」何かを選んだ、のではなく、”混雑” ”ラッシュ” ”会議” ”付き合い” などのイヤなことを人生から外した、というだけ。

結果、「わりと好きなこと」で人生が埋まってきました。

それとて、ひとつずつは大したことはなく・・・

読書。旅行。自然のある生活。ときどき林業お手伝い。たまに農家のお手伝い。
料理。お菓子づくり。映画。音楽。カフェ。DIY。

どれも「死ぬほど好き」ではないけど、でも「大切」なものです。

それでふと気づいたんです。

 

「好きなこと」は
あって当然ではない

 

しかもイチロー&野球クラスに好きなことって、もう「好きなこと」自体が才能だったりするわけで。

ふつうの人が、そこまで打ち込めるものがないからって、探しに行く方がつらい。
あるかどうかわからないものを探しに行くのってしんどいですよね。

でも小さく好きなことだったら、けっこうあふれていませんか。
それも自分にとっては大したことなくても、興味を持てない人もいるわけですから、大事な自分だけの「嗜好」なんじゃないかと思います。

好きなこと、より大事なことは?

そう、わたしが大事だと思うのは、「好きなこと探し」より、「イヤなこと外し」です。

好きなことを探すと、それが「仕事にならないと」「もっとレベルを上げないと」またストレスになりますが、イヤなことは人生から外すだけで、確実に幸せになります。

「好きなことで生きる」のはそれ自体が目標ではなく、幸せになることが目的なのだから、確実に幸せになるほう=イヤなこと外し を優先したほうがいいに決まっています。

ななみん’s VIEW

もちろん、どうしても外せないイヤなこと、もあります。

たとえば個人事業主としての事務作業とか。お菓子作ったあとの道具洗いとか etc

まぁでもそれは「好きなことに付随する税金」みたいなものと考えてます。
いずれ外注するとか機械化するとか、何かしら「減税」できるかもしれない。

それに、「イチローにとっての野球的なこと」をまだあきらめたわけでもなく、「小さく好きなこと」があふれている人生の中からそれに近づくのではないかと感じています。