そういう疑問にお答えします。
わたし自身がやったことは、
- 田舎で売ってなさそうな洋服や靴を買う
- みんなに会っておこうと飲み会を開く
- 美術館や映画館に行きまくる
などでした。
当時のわたしに対して、声を大にして言いたい。
そんなことどうでもいい~!
必要な洋服や靴は、移住したら全然変わってきます。
友だちは逃げません。帰省したとき会えばよし。
美術館や映画館は「行き貯め」するものじゃない。
実際にやるべきことはそんなことではなかったです。
学び
これに尽きます。
とにかく、田舎には学ぶ場所がないのです。
わたしは今カフェを経営していて、お菓子作りに励んでいるのですが、ほぼ独学。
できれば色んなところで教えてもらって、体系的に学び、もう少し自信を持ちたい。
材料も直接手に取って吟味したいし、道具なども、もっとじっくり見たり、試したり、選んだりしたい。
製菓教室。
製菓材料。
製菓道具。
四万十にはほぼ、ない!!
そして、それらが一番豊富なのはなんといっても東京。
東京に40年以上住んでいたのに。
いま、猛烈に後悔しています。移住前に、製菓をしっかり学べばよかった。
・・・といっても、しょうがないんです。
こちらに来るまでは、カフェをやる予定などなかったので・・・
(´·ω·`)ショボーン
さすがに、「わたし、もしかしてお菓子作りしたくなるかも?」なんて予想して製菓学校へ行くほど、予知能力はありませんでした笑
ですから、わたしみたいなケースはしょうがないにしても、ある程度田舎でやりたいことが決まってるなら、都会でしっかりスキルアップしてから移住することをオススメします。
というご意見もあると思います。確かにその通りで、それで助かっている部分もたくさんあります。
特に、高知の田舎まで送料無料でほとんどのものを届けてくれるAmazonプライムがあったから、カフェもはじめられたのかもしれない。
しかし、どんなに世の中がインターネットで便利になっても。
直接手に取って何かを見たり選んだりすること、誰かに直接教えてもらうことは、また全然違う気づきや学びがあります。
同志とか、師匠との出会いはモチベーションにも直結しますしね。
幸いにして、わたしの周りに、元パティシエの友人がいたり、高知市に先生がいたりして、まるっきりの独学ではありません。
ただ、どうしても単発で、たまに・・・ということになってしまいます。
そうやって教えてもらって、それが役に立つほどに
「あーやっぱりちゃんと色々習いたかったな」
と思ってしまうんですよね。
田舎の若者が、都会に出ていく気持ちがわかる。
というか、何かを身に着けたいなら、出て行かざるをえない状況なんだなと感じています。
なので、都会から田舎へ移住したい人は、何か「勉強ベースで」身に付けたいときは、都会できちんとやってから。来ることをおすすめします!
ただ、オットについては、東京にいるときより、高知に来てからのほうが林業について学ぶ機会が断然多いです。そりゃそうだ。内容によっては、そういうケースもありますね。