前記事でアメリカのエアビーのことを書きましたが、
実際に泊まったところの紹介と、ちょっとした感想を述べます。
ちなみに、値段は1泊あたりの宿泊費(1室2名分)を示しています。
CONTENTS
西海岸編
① サンディエゴ(カリフォルニア州)¥7,481
記念すべき、アメリカ初のエアビー。
アメリカ人とタイ人、若い男の子2人が同居しているアパートの1室でした。
今思うと、都会だったし若い人の家のせいか、こぢんまりしたアパート。
大きく見えるけど、タウンハウスなのでこの一部
それでもリビング広め
ここで朝食をとりました
清潔でシンプルな寝室
あとから考えると、小さめのキッチンだけど十分です
「なんでもアレクサ↓に言ってね」と言われたけど、使い方わからないし、わたしの英語はアレクサに伝わらないと思ったw
② フェニックス(アリゾナ州)¥2,899
砂漠の都市、フェニックス。
トムという、リタイヤした男性が一人で管理している一軒家です。
アメリカにしてはわりと新しく、まだ20年程度しか経っていないおうち。
トムはとても紳士で、部屋はめちゃめちゃ綺麗で快適でした。
しかもあまりに安い!色んな意味で、今回のエアビーで最高だったかもしれません。
ツインだと、よく休めますね。とっても良かったのに、なぜか写真少なめです。疲れていたのかな??
③ ペイジ(アリゾナ州)¥12,589
自然と芸術を愛する、と自己紹介に書いている女性のおうち。
確かに独特の色使いがオシャレでキュートだった。とても快適でした。
たまたま他の泊り客がおらず、のんびり2日間過ごす。
わたしには思いつかない真っ赤なソファ
わたしには思いつかない真っ青な壁
ほどよい広さで使い勝手の良かったキッチン
自炊しました
節約するとステーキになるというアメリカ、ナゾ
バスタブがしっかりしてました(珍しい)
寝室は小さめだったかな?
ちなみに、この「ページ」という町自体は新興の町で何もないんですが、アンテロープやセドナ、グランドキャニオン、モニュメントバレー、と、多数の超有名観光地のあいだにあってすごく便利なためか、新興の町で何もない(2回言う)けど、宿泊費が高めです。
④ トゥアーレ(カリフォルニア州)¥6,074
男性2人のカップルが管理する一軒家。【奥さん】(デカイおっさんなんだけど・・・)が、切り盛りしている。2人とも、とても優しく感じがよい。
部屋はとてもおしゃれで快適。豪華な家ではないけど、手作りで温かみがあった。
ベッドのフレームは手作り。
奥さん(?)は料理上手ぽかった
かわいいダイニング。ここはパソコンが使いやすかった
インテリアも細かいこだわり
ロマンチックなおっさんでした
なぜか常にテレビついている。寂しがり屋?⑤ フレズノ(カリフォルニア州)¥4,200
今回の旅の中で、もっとも豪華な一軒家にビビる。
しかも他に泊まっている人がおらず、広い家にオットとふたり、ポツン・・・
ホストとは会えず、メッセージとロックキーだけでやりとりしたので、まったくホストについてはナゾのまま終わりました。
15人くらい座れるソファ。必要??
洗面台が2つあるのってすっごく良い!!
アイランド型キッチン。広すぎる。
広すぎる
庭のバーベキューコーナー。広すぎる。
寝室は普通の広さ(安堵)。でもベッド高すぎてよじ登る
豪華なのはありがたいけど、広すぎてもなんとなく所在なく感じるわたしでした。
⑥ サンフランシスコ(カリフォルニア州)① ¥9,658
今回のエアビー、一番の衝撃。
到着したとき、ホストはいなくて、テンキーでドアを開けるというのはよくあるパターンなのですが、開けてみるとそこには・・・
とんでもなく散らかったリビングとダイニング
生活感でいえば10000%はある。
テーブルの上には、何か謎の食べかけが入ったボウル。
今思えばメキシコ料理なんですが、メキシコ料理ってアボカドとかぐちゃぐちゃしたの多いんで、パッと見、衝撃が強い。
そのままドアを閉めて帰りたくなったのだけど、エアビーは前払いでおカネを払っているし。
おそるおそる、わたしたちの部屋(寝室)を開けると、そこはとても綺麗で、ひとまずホッ・・・
そのあとホストが帰宅。
メキシコあたりからの移民らしい女性で雰囲気は優しいし、かわいい小さい娘さんも一緒。
なんか文句とか言いづらい。
というか、文句を言う権利はないんですけどね。
エアビーのルールからいえば、自分たちが借りるエリアが綺麗であれば、別にホストの領域内が散らかっててもなんでもいいのです。
でも目に入るところが荒れていると、気にならないわけがありません。
とはいえ、彼女たちとの交流らしい交流はなかったものの、その後は特に不快なこともなく過ぎたんで、やっぱり文句の言いようもない。これも経験ですねぇ。
ちょっとショックで家の写真がないので、付近から見える美しい夕日をお納めください。

⑦ サンフランシスコ(カリフォルニア州)② ¥9,471
こちらは、中国系のご夫婦が所有する家の1つ。
サンフランシスコは、全米でも最大クラスのチャイナタウンがあるので、アジア系の人を良く見ます。
このご夫婦は他にも2~3軒、エアビー所有しているっぽい。
成功者なんだなあ、きっと!!
奥さんには会えず、旦那さんだけ偶然お会いしたのだけど、「明るいおっさん(ランニング着用)」という感じでとても親切な人でした。
家もかなり豪華な作りです。
ここは他にも泊り客がいましたが、遅く来て早く出て行ったのであまり気になりませんでしたね。
広々リビング。
キッチンも広すぎずで使いやすい。
ダイニングも快適だったので、ここでは夕食も自炊
SFは坂が多く、ここも高台なので見晴しが〇
バスルームが妙にゴージャスここはSFの南側だったんですが、ダウンタウン(繁華街)とは違ってずいぶん閑静な住宅街と言う感じで、良かったですね。
東海岸編
ここから東海岸!
西海岸に比べると、ぐっと落ち着きが出てきます。
⑧ ランカスター(ペンシルべニア州)¥7,362
ここは、「アーミッシュの村の中にある」と言う理由だけで選んだ場所でした。
大きくて、素朴なおうち。
もともとはアーミッシュの家。家の前には、牧草地帯と畑が広がります。
ここの風景は最高でした。
だんだん馬車を見慣れる不思議さよ
持ち込みの朝食は、玄関前のテラスで食べていました。
気候がいいので、虫も少なめ
ここのホストはアーミッシュではないのですが、とても静かなご夫婦で、夜も9時くらいを過ぎるともう消灯してしまいます。「静謐」「質朴」と言う言葉がぴったりくるお宅でした。
奥さんはとてもきれい好きな感じで、家は古いけれど、どこもかしこもとても清潔。

と、とはいえ、ここは灯りが少なすぎて、夜、お湯を沸かすのもちと苦労しましたw
外からは小鳥の声と、アーミッシュが乗る馬車のひづめの音。
部屋の明かりも最小限です調度品も素朴でかわいい。

このお宅はアーミッシュではないけど、アーミッシュ村のど真ん中に暮らしているし、雰囲気はアーミッシュ感がすごい。

意外と大事なのは広さで、スーツケースを広げるので、広いほうが助かります。都会のエアビーだと、かなり狭いところもあります。ここはとても広くて助かった!
⑨ ボストン(マサチューセッツ州)¥8,272
ようやくゴォール!!
もうこのころになると、我々もベテラン感を出してきます。どんなとこでも全然ビビらん。
なんですけどね!
ここ!3階だった!!

スーツケースで3階は、ちょっときつかったです。
さてここは、中国系の若いカップル(夫婦)の持ち物らしい。ふつうに男女。
中国系、儲かってる感ありますね。
全体にポップで若々しい。
日当たりのいいリビング
ダイニングも明るく気分良い
手ごろなサイズのキッチンは使いやすい
ずーっと誰かの何かが詰まっていた洗濯機
ベッドルーム快適
SFはやはり人気の都市なんだろうな~、ここは他に2組くらい泊まっていて、今までで一番賑やかでした。とはいえ、それほど困ることなかったです。
総括とアメリカエアビーの平均宿泊費
さて、今回のアメリカエアビーの平均宿泊費は、¥8,024でした。
平均的に毎日8000円というのはムズかしくて、高めと安めをならしてこれくらいにしたいな~っていう範囲に収まりました。
思ったよりスムーズで、不快なことも(ほとんど)なかったので、拍子抜けしたくらい。
アメリカはそもそもエアビー発祥の地で、数もものすごいあるので、悪いところはすでに淘汰され、一定のクオリティ以上のところだけ残っているのかなぁとも、思います。
他の国に行くと違うかもしれませんが、アメリカではとりあえずエアビーはオススメできる旅の選択肢です。ぜひ楽しんでください。






