こんにちは、ななみんです。
先日「自分史上貧乏のどん底」時代の話を少し書きましたが
https://nanami-k.net/my-poverty-life/
今日はそもそものわたしのお金ポリシーについて書いてみようと思います。
CONTENTS
「お金への態度」が決まった強烈な体験
わたしは22歳で就職して、自宅から通勤していました。
その当時は給料のすべてを、ほとんどの遊びに使っていて、貯金ゼロ!
よく飲み、よく遊んだ20代前半。
女の子ばかりで毎日のように居酒屋へ行き、乾杯でぶちあてた中ジョッキが割れたことがありました(友人だけど)。アホだけど超楽しかった時代。今思えば豪快だな・・・
ところがいざ25歳くらいになっていろいろ思うところがあり、留学したいと思ったのですが
ことに気づく。
さすがにこの歳で親に負担させるわけにもいきません。
留学を1年延ばし、25歳から26歳までの1年は通常の仕事に加えて、夜のバイト、土日のバイト。
それでやっと、1年間で250万円ほど貯めて留学できましたが
お金があれば、1年早く留学できた・・・
というのがわたしの痛恨の記憶です。
せっかく浪人もせずに大学に入ったのに、こんなところで1年をムダにするとは。
わたしのお金ポリシー3箇条
そんな体験を経て、わたしが考えるお金の3箇条。
- 人生で何かやりたい時のために、お金は持っておくものだ
- 人生はお金がすべてではないが、お金がないと始まらないことがある
- お金はコツコツ貯めて、ドカンと遣うもの
みなさんはどんなポリシー、持ってますか?
わたしのお金の遣いかた
さて留学から戻ったら急に「貯め体質」になったわたし。
親にも「あれはムダ、これもムダ、電気のアンペアが高すぎる、WOWWOWは要らない」とかいろいろ言い出したので親が相当ビックリしていました。
で、そのころからわたしのお金の遣いかたはだいたい決まってきて、今に至るまでほとんど変わっていません。
旅に遣う
海外・国内問わず、旅が好きなので、ここにはむしろお金を積極的に使います。
オットと結婚したのも、「旅好き」が共通だったのが大きな理由でした。
1回の旅で贅沢はせず、なるべく回数を行きたい派です。
人に遣う
親の教えで、「冠婚葬祭にお金はケチるな」というのがありまして。
もう少し拡大解釈して、「人間関係にまつわるものには、ケチらない」ように考えています。
とはいえ、だからといって誰とでも飲みにばかり行っていたら貯まらないので、都会にいたときから、飲み会は月にだいたい2回と決めていました。
こちらに来てからは、おうち飲み会などが多いのでいいですね。
歯に遣う
身体のケアには全体にお金をかけますが、特に気をつけているのは、「歯」。
看護師をしている姉の、
という言葉がトラウマになるくらい怖かったのでw、食べ続けるために「歯」のケアは大事にしてます。
こちらは「歯」というより「歯茎」ですが、ケアが気持ちいいので愛用しているアイテム。
その他、少なくとも年に1回は何も問題がなくても定期健診とクリーニングをしています。
株に遣う
株は学びであり、遊び。
世の中の情勢にちょっと敏感になりつつ、ギャンブル的刺激を受けるのに株はもっとも身近なツールです。
わたしの株の売買は「安いときに買い、高いときに売る」というシンプルなもの。
一般的なセオリーはほとんど無視していて、「〇割上がったら(下がったら)売る」ということはせず、自分のタイミングで売買します。
そのためいわゆる塩漬けにしてるのも結構ありますが、「死ぬまでには売るチャンスがあるだろう」くらいの適当な持ち方。
長く細くやっているので、全体にはプラスになっています。
でも今実感しているんですが、株の売買って、場所の格差は一切なく、田舎でも都会と全く同じように楽しめる娯楽なんですよね。
ネット証券がある時代で本当に良かった!
食事に遣う
「今日はなんかむしょうに〇〇が食べたい!」
などと思ったら、それが寿司であれ焼肉であれインドカレーであれ、あまり我慢せずに食べることにしています。
毎日のことではないし、「〇〇が食べたい」と思うときは、きっとその中に含まれる何か(肉なら動物性たんぱく質とか)を身体が必要としているということなので、与えてあげたほうが効率がむしろいいのではないかと。
食は、オットとの大事な共通の「趣味」でもあるので、なるべく優先したい部分です。
睡眠に遣う
前にシーツについて書きましたけど
寝るところは、お金を使ってもいいなと思っています。
マットレスはシモンズのゴールデンバリューシリーズ。
独身時代から使っているのでもう10年くらい経つんですが、「へたり」が皆無で逆にびっくりするくらい。
結婚するまでは、わたしから見れば「担架みたいなベッド」に寝ていたオットにも、これをおすすめして半ば強制的に買わせましたw
キッチンに遣う
移住してからは、3食ほぼ自炊だし、カフェを始めたらスイーツの試作も増えて、とにかくキッチンにいる時間が長い!!!
なので、「仕事はなるべく楽に」「使い勝手のいいように」するためにはお金をけっこうバンバン使っています。
そして増え続けるキッチン雑貨の数々・・・今度は収納が問題じゃ。
この分野は欲しいものが尽きないんですよね。
オットにお金を遣う
東京では伊勢丹や二子玉川高島屋のセレクトショップに通っていたオットも、移住後は激変して、欲しがるのは工具ばっかりになりましたw
オットが現在欲しがるものは基本的に【何かを創りだす】ための道具なので、可能な限り買って、創る能力をどんどん高めてもらえればな~と思っています。
このインパクトドライバはわたしも使いますが、めっちゃいい!!!
お金を遣わないところ
「本」は借りてもいいと思っている
夫婦ともに本が大好きですが、意外に定価で買わずに済ませることが多いです。
図書館であったり、
メルカリで安く購入したり。
”本はお金を払って買わないと身に着かない”という意見をよく見ますが、わたしの血肉になっているのはほとんどすべて学校の図書室や図書館で得たものなので、その説は信じていません。
ただ、出版業界の将来を考えたときには、新品を買ったほうがいいんだろうなと思う気持ちはチョットあります・・・
「服飾」にお金を遣うのはつまらない
若いころに散々使ったので、服飾品にはもうあまりお金をかけません。
というか、服飾品ってお金を出せば良いものを買えるのがわかっているので、なんかつまらないんですよね・・・
かといって、ファストファッション系だけ、というのもまたつまらないものですよね。
ほどほどのお金で、ちょうどいいファッションの楽しみ方。
まだできてない分野だと思っています。
これからお金を遣いたいところは、ずばり「家」「山」
基本的には今までと同じところにお金を遣いたいと思っているのですが、加えたいのは、「家」と「山」。
なんとなくこれからも四万十市にずっと住みそうだなぁ、という気がしてきているので、それであれば、小さくてもいいから自分たちの家があってもいいかなぁと思っています。
マイホーム信仰があるわけではないのですが、賃貸だと引っ越すたびに整理収納をイチから考えないといけないので、それもそろそろファイナルアンサーにしたい。
あとは、オットが自分で山を持ちたいというので、そこは最優先。
ただ、「家」も「山」も、一番ご縁が必要なものなんですよね。
焦らず考えていきたいです。
ななみん’s VIEW
お金については多い人は多い人なり、少ない人ももちろん、悩みがあると思います。
ただ、ある程度「ポリシー」や「メリハリ」が自分の中で決まっていると、それほどむちゃくちゃにならずに済むかも。
お金はあくまで人間の道具、ツールです。逆にお金に振り回されないような人生にしたい。